ソニー教育助成論文
最優秀校・園 研究発表・授業実践映像

2019年度「教育・保育実践論文」の最優秀校・最優秀園による研究発表です。本来であれば学校・園を会場として「全国大会」「実践発表会」を開催する予定でしたが、今年度はウェブサイトで最優秀校・最優秀園の素晴らしい取り組みをご紹介します。

北九州市立藤松小学校(福岡県)

校長:下田秀司、研究代表:倉富麻衣子 (敬称略)

科学する心を育む 藤松の教育2019
~「見る」から始まる「考える」理科・生活科学習の創造~

研究発表
2020年度贈呈式での発表

授業映像1年生 生活科
いきものとなかよし
授業者:藤川悦子
指導案[PDF/196.93 KB ]

授業映像2年生 生活科
生きものなかよし大さくせん
授業者:蔵田智也
指導案[PDF/161.65 KB ]

授業映像3年生 理科
豆電球に明かりをつけよう
授業者:白石小百合
指導案[PDF/190.63 KB ]

授業映像4年生 理科
もののあたたまり方(1)
授業者:倉富麻衣子
指導案[PDF/591.52 KB ]
もののあたたまり方2(本時)は近日公開

授業映像5年生 理科
ものの溶け方
授業者:安河内健二
指導案[PDF/966.45 KB ]

授業映像6年生 理科
土地のつくりと変化
授業者:谷川昭子
指導案[PDF/248.93 KB ]

豊川市立南部中学校(愛知県)

校長:松平貴圭、研究代表:安藤雅也
論文執筆者:安藤雅也・原理恵・鈴木雄大・鈴木佑里恵・内藤誉人 (敬称略)

「どうしても解き明かしたい!」
導入と問い直しの工夫により、子どもが主体的に活動し、自然の神秘と科学の有用性を実感する科学教育を目指してⅡ

研究発表
2020年度贈呈式での発表

授業映像1年生 理科
「導入」
不思議を見つけ出し、どうしても解き明かしたいと願う
授業者:安藤雅也

授業映像1年生 理科
「個人追究」
個人・またはグループで各自が自由に実験や観察で追求する
授業者:安藤雅也

授業映像1年生 理科
「意見交流」
自然の真の姿に迫る
授業者:安藤雅也

研究紀要PDFはこちら
[PDF/6.46 MB ]

※授業映像の「授業案」は研究紀要PDFにあります

福島大学附属幼稚園(福島県)

園長:白石昌子、研究代表:星俊子、論文執筆者:遊佐早苗・佐藤久美子・大和田祥加 (敬称略)

自分で考え、試そうとする子どもを育てる
―生き生きとした体験や安心して伝え合える環境を通して―

研究発表
2020年度実践発表会(オンライン開催)での発表

京都市立中京もえぎ幼稚園(京都府)

園長:米村洋子、研究同人:撰祐花・小野寺由起・隈田真帆・小林慶子・小林雅子・多田美里・壇律子・
中岡雄介・布川萌子・松長真由美・村上奈那子・村山里奈・森希美子・諸道智子 (敬称略)

“ねがい”~科学する心は“ねがい”からはじまる~

研究発表
2020年度実践発表会(オンライン開催)での発表

審査委員長からのメッセージ

「ソニー子ども科学教育プログラム」
御手洗康/元文部科学事務次官

ソニー教育助成60周年を迎えた2019年度に、最優秀校に輝いた藤松小学校、南部中学校の授業実践や研究を、ウェブを利用し、実際に先生が撮影した授業映像なども含めて広く全国の先生方に公開できることを大変嬉しく思っています。実践を振り返り、指導方法の改善と指導力の向上を図ることは、児童・生徒の成長に繋がります。受賞校の先生方の日々の努力とアイデアによる実践をぜひご覧ください。

「ソニー幼児教育支援プログラム」
小泉英明/(株)日立製作所 名誉フェロー

研究発表の様子を公開いただいた福島大学附属幼稚園、中京もえぎ幼稚園では、子どもの主体性を尊重した保育が展開されています。保育者間のカンファレンスや記録の工夫、保護者や地域との連携など、周囲の大人も協働して子どもの成長を支えることの重要性を学ぶことができます。公開保育を実際に見ていただくことができないのは残念ですが、受賞園の想いがこもった実践を、より多くの方にお届けできることを嬉しく思います。

(敬称略)