科学の泉-子ども夢教室

第15回 科学の泉(2019年度)開催レポート科学の泉-子ども夢教室

開催概要

  • 開催日:2019年8月4日(日)~8月9日(金) 5泊6日
  • 場所:新潟県十日町市
  • 参加者:小学校5年生~中学校2年生、27名

活動報告

2019年8月4日(日)~8月9日(金)、新潟県十日町市の当間高原“ベルナティオ”において、第15回「科学の泉-子ども夢教室」を開催しました。全国から集まった27名の小学校5年生~中学校2年生が参加し、7名の小中学校の教員も指導員として参加しました。塾生たちは、異学年で構成された4人一組になり、7つの班に分かれて活動をしました。野外活動の「自然に学ぶ」や室内での工作実験、活動報告会など、最終日まで元気よく活動を行いました。

1日目

活動の開始となる「始めの会」を開催しました。指導員による自己紹介の後、塾生たちの自己紹介では、緊張する中、自分が詳しい昆虫や、得意とすることについて紹介し、これから始まる科学の泉への期待感をふくらませていました。

2日目

塾生たちは、例年になく暑い中、自然の中で様々な生き物を捕獲し、どのようなテーマで研究するかを模索していました。早くもテーマを見つけ出し、班でどのように進めるかを話し合う班もあれば、研究対象を絞り込まず、ありとあらゆる生き物を捕獲している班もあり、班ごとに様々な個性を発揮していました。

3日目

工作では、普段使ったことの無い工具に戸惑いながら白川塾長の丁寧な説明によって簡易導通テスターを作りました。また、ノーベル賞を受賞するきっかけとなった「導電性プラスティック」の実験を行い、プラスティックに電気が流れることに大変驚いていました。

4日目

「中間交流会」では、今まで研究した活動を班ごとに説明し、白川塾長のアドバイスを受け、その後、他の班の塾生たちに様々な意見、アドバイス、感想をもらい、次の活動の方針や計画に役立てました。引き続き「自然に学ぶ」では、虫取り網を得意とする塾生が、珍しい「チョウトンボ」を捕獲したり、他の塾生にレクチャーをしたり、大活躍をしていました。

5日目

各班は、最終日の「活動報告会」に向けて、自分たちが立てた仮説に基づいた研究結果を発表用の模造紙にまとめました。今回から導入しているiPadを活用し、データのグラフ化をする班もありました。夕食後は、発表の練習を行いますが、資料をまとめきれていない班もあり、時間ぎりぎりまで悪戦苦闘していました。

最終日

それぞれの班で工夫を凝らした「活動報告会」を行いました。昆虫の足の長さとジャンプ力の法則を見つけた班は、報告会でも、他の班の塾生を実験台にして実演し、その法則を証明したり、カエルの色の好みの色を統計データから導き出したりし、大変盛り上がりました。その後の「終わりの会」では、今までなかなかできなかったカエルの解剖ができたことや、昆虫を触れるようになったことなど、それぞれの塾生が自分の成長を感じながら、6日間にわたる活動は全て終了しました。

自然に学ぶ(異学年グループの活動)

各班の代表者によるレポートをご覧ください。(PDF)
※グループ名はか・が・く・の・い・ず・みの頭文字からつけています。

グループ名 テーマ
観察の“か”班 トンボの棲み分けや種類による運動の違い
体のつくり「が」気になる 「クワガタのことについて」「水辺のホール周辺のチョウ・ガ」「意外と知らないカエルの特ちょうとジャンプ力」
苦労した虫採り班 「チョウとトンボの違い」と「トンボの生息環境」
ノコギリクワガタほしかった あてま高原の生物たち(生物と環境の関係・カエルの体の構造について・トンボの体と呼吸・カマキリのカマの秘密)
い班 「ザ・ジャンプ」(生き物の足の長さと跳躍力の関係性について)
ずかんをめぐる特別班 あてま高原の生態系について
みんな大好きカエル班 カエルの行動