科学の泉-子ども夢教室

第14回 科学の泉(2018年度)開催レポート科学の泉-子ども夢教室

開催概要

  • 開催日:2018年8月4日(土)~8月9日(木) 5泊6日
  • 場所:新潟県十日町市
  • 参加者:小学校5年生~中学校2年生、28名

活動報告

2018年8月4日(土)~8月9日(木)、新潟県十日町市の当間高原“ベルナティオ”において、第14回「科学の泉-子ども夢教室」を開催しました。全国から集まった28名の小学校5年生~中学校2年生が参加し、7名の小中学校の教員も指導員として参加しました。塾生たちは、異学年で構成された4人一組になり、7つの班に分かれて活動をしました。野外活動の「自然に学ぶ」や室内での工作実験、活動報告会など、最終日まで元気よく活動を行いました。

1日目

活動の開始となる「始めの会」を開催しました。指導員や塾生による自己紹介の後、白川塾長より「人間は、昔から多くのことを自然から学んできた。塾生たちもこの自然の中で様々な疑問を抱き、出来るだけ多くの経験をし、何事にも興味を抱いて、大自然の中で楽しく学んで欲しい」とお話がありました。塾生たちは、緊張しながらも真剣な表情で熱心に聞き入っていました。

2日目

塾生たちは、多くの種類の昆虫や水中生物に驚きながら、様々な場所で捕獲しては活動拠点に持ち帰って観察する、といった活動を繰り返していました。ある塾生が、たまたま見つけたカエルの死骸をいきなり解剖したことから、臓器の観察に興味を持った班もありました。また、メダカの血液の流れを顕微鏡で観察している班もありました。

3日目

簡易導通テスターの工作と、白川塾長がノーベル賞を受賞するきっかけとなった「導電性プラスチック」の工作実験を行い、白川塾長より指導を受けながら、「透明フィルムスピーカー」を作りました。塾生たちはプラスチックに電気が通ることに驚き、フィルムから音が出る不思議な現象に感動していました。実験終了後、白川塾長が「蝶の鱗粉転写と昆虫の標本化」を実演し、塾生たちに伝授しました。

4日目

「中間交流会」を行いました。班ごとに、それまでの活動や今後のテーマなどを全員の前で説明した後、白川塾長より「面白い視点で活動している、実験環境の工夫がある」など、アドバイスをいただきました。その後、各班は、他の班の塾生に対して屋台村形式にて詳細を説明し、様々なアドバイスや質問を付箋に書いてもらうなど、今後の活動の参考にしました。

5日目

翌日の「活動報告会」に向けて、各自の研究内容を整理し、班での発表の準備をしました。準備が終わった塾生は、白川塾長から教わった鱗粉転写を行い、科学の泉に参加した記念としていました。また、採集した生き物を捕まえた場所に返しに行った際、捕獲したカナヘビに愛着がわいてしまった塾生は、名残惜しそうにしていました。夜は実際の会場にて発表の練習を行いました。発表を規定時間内に収めるために、塾生たちは何度も練習を繰り返していました。

最終日

「活動報告会」を行いました。カエル、カマキリ、トンボ、カナヘビ、チョウ、カブトムシ、クワガタムシ、メダカや水中生物などの多様な生き物について、運動能力、住んでいる環境、水のきれいさ、食物としているもの、解剖による臓器の位置、脱皮の仕方など、様々な視点から特徴を捉えて、研究成果を発表しました。その後の「終わりの会」にて指導員と塾生が一人ずつ、6日間の振り返りと感想を述べた後、白川塾長から一人一人に修了証が授与され、6日間にわたる活動は全て終了しました。

自然に学ぶ(異学年グループの活動)

各班の代表者によるレポートをご覧ください。(PDF)
※グループ名はか・が・く・の・い・ず・みの頭文字からつけています。

グループ名 テーマ
科学の海 カマキリとカエルについて
Galileo Galilei 飼育ケース開発とオニヤンマとクワガタの捕食について
クロアチアピッチ班 さまざまな生物の特徴&生態
のんきな解剖隊 水辺の生物の体内と外見
イケイケ カエル班2018 カエルについての疑問
ズームイン!新潟県の自然 さまざまな水辺の生き物(カエル・イモリ・トンボ・メダカ)の研究
みんなちがってみんないい班 水辺のホール周辺の生き物(生き物マップ、水質と生き物の関係性、カナヘビの脱皮、チョウの観察)