科学の泉-子ども夢教室

第12回 科学の泉(2016年度)開催レポート科学の泉-子ども夢教室

開催概要

  • 開催日:2016年8月7日(日)~8月12日(金) 5泊6日
  • 場所:長野県小県郡青木村
  • 参加者:小学校5年生~中学校2年生、28名

活動報告

2016年8月7日(日)~12日(金)、昨年に引き続き長野県小県郡青木村において、第12回「科学の泉-子ども夢教室」を開催しました。全国から集まった28名の小学校5年生~中学校2年生が参加し、7名の小中学校の教員も指導員として参加しました。子どもたちは自分が不思議に思う事や知りたいことをテーマに昆虫、両生類、水中生物、植物などを自分の目でじっくり観察したりスケッチし、顕微鏡や図鑑などを用いて熱心に探究したことを発表しました。期間中は天候に恵まれ、全てのプログラムが予定通り遂行し、参加者全員が元気に終了しました。

1日目

この日、初めて全員が青木村文化会館に顔を合わせ、「科学の泉-子ども夢教室」がスタートしました。集合した時にはやや緊張気味でしたが、指導員や塾生同士の自己紹介、白川英樹先生のお話しを聞くうちにどんどん期待が膨らんでいきました。オリエンテーションに引き続き行われたレクリエーションでは、体を動かしたりしてゲームを行うと、一気に緊張もとけて、楽しい一週間が始まりました。

2日目

朝から、7班がそれぞれの指導員と共に青木村の素晴らしい自然の中に繰り出して行きました。指導員の先生方は白川先生の指導の下、「教えないこと」を念頭に、塾生たちの探究活動に寄り添い、サポートしました。「中村生活改善センター」を活動拠点に、野鳥の森、ホタルの里、水の張られた休耕田などを活動フィールドにして、自分たちが探究するものを求めて採集や観察を開始しました。

3日目

この日は、青木中学校の理科室を借りて、白川先生がノーベル賞を受賞したきっかけとなった「導電性プラスチック」の実験や「透明フィルムスピーカー」の作成を行いました。今回新たに使用した「新式の小型アンプ」を用いて、フィルム状の自作のスピーカーから音が出た時は、理科室全体が塾生の驚きと歓声に包まれました。夕食後には「中間交流会」が行われ、各班の「自然に学ぶ」活動についての発表や交流が行われました。お互いの意見交換は翌日からの活動に良い刺激になったようです。

4日目

「自然に学ぶ」の活動は続きます。活動のテーマが具体的になってきた班も多くなりました。朝から採集・観察・調査・話し合いを続けながら、各班ではテーマの探究を続けています。昼食後には全員で「信州昆虫資料館」を訪れました。館内には青木村や世界中のたくさんの昆虫の標本や、生き物に関する図書が集められていて、塾生も指導員も時間が過ぎるのも忘れて見入っていました。夕食後には2回目のレクリエーションがあり、楽しいゲームを全員で行い、大いに盛り上がりました。

5日目

「自然に学ぶ」の最終日です。夕方には名残惜しみつつ、観察を続けてきた生き物たちを元の場所に帰して、活動のまとめに取り掛かりました。夕食後も翌日の活動報告会で発表する自分たちの成果を模造紙に表現していました。発表に向けてワクワクしながら、疲れも忘れて資料作成や発表練習をしました。自主的に活動する塾生たちの姿に指導員も驚いていました。

最終日

「活動報告会」では、各班が保護者の見守る中、自分たちが探究してきた成果を発表しました。塾生同士の質疑応答も、調査に裏付けされた専門的な内容が多く、保護者からも感心する声が聞かれました。「終わりの会」では、白川先生から塾生一人一人に修了証が手渡され、全員、達成感に満ち、感激した表情で受け取りました。多くの塾生が、今後自分が不思議と思う事や、知りたいと思うことを調べて行こう、との思いを新たにしていました。終了後、3月に行われる交流会での再会を楽しみに全員元気に帰路につきました。

自然に学ぶ(異学年グループの活動)

各班の代表者によるレポートをご覧ください。(PDF)
※グループ名はか・が・く・の・い・ず・みの頭文字からつけています。

グループ名 テーマ
科学の神班 水生生物と水質の関係
ガンガンいこうぜ班 ニホンイモリの飼育と生態調査
くじけずくよくよしないぞ班 場所と生物の関係~昆虫と水辺の生物~
のんきに のんびり のびのびと班 『比べてみよう!陸代表“チョウ”VS水中代表“カニ”
イモリーズ イモリのオスとメスの違い
図鑑で広がる世界班 富士屋周辺の植物調査
みんなにみせたい班 水中の生き物、トンボの羽、キノコ