科学の泉-子ども夢教室

第7回 科学の泉(2011年度)開催レポート科学の泉-子ども夢教室

開催概要

  • 開催日:2011年8月7日(日)~8月12日(金) 5泊6日
  • 場所:長野県白馬村
  • 参加者:小学校5年生~中学校2年生、27名

活動報告

8月7日~8月12日、長野県白馬村で第7回「科学の泉-子ども夢教室」を開催しました (白馬村での開催はこれで4回目) 。 北は福島から南は鹿児島まで小5~中2の塾生27名と、小中学校の教諭による指導員8名が参加しました。自然の中から自ら見つけた課題を追究する「自然に学ぶ」では、異学年で構成された6グループに分かれ、白馬村の自然豊かなフィールドで、「よく観察し、記録し、調べ、考える」ことを大切に取り組みました。

中間交流会では、採取した動植物や観察した記録を展示しながら、興味をもったこと、これから追究を深めていきたいことなどをワークショップ形式で伝え合いました。あるグループでは、捕まえてきたカエルが偶然ミミズを食べた話を聞くなど、他のグループからもらった情報、アドバイスを翌日からの追究活動につなげることもできました。

最終日の報告会では、中間交流会と同じくワークショップ形式で行い、6日間を通して追究した内容を報告し合いました。川に興味を持ったグループは、住んでいる生き物の違いから水質調査や流れの速度を計測したり、魚の生態にも興味を持ち、解剖まで行ったりしました。また、きのこを調べたグループは、様々な種類のきのこを採取し、傘と柄のバランスに目を付け、細かな数値まで計測し、関係を分析・研究しました。ある場所に住む生物、生息地について広く調べたグループ、一つの生物をとことん追究したグループなど、子どもたちの興味、追究の仕方は様々でした。

最後に、塾生ひとり一人が感想を述べました。「人生で初めての昆虫に出会えた」、「蝶の鱗粉転写を自分だけで行うことができた」、「科学に興味を持った同世代の人に出会えてよかった」など、実際に自分の目で見たこと、体験したことを生き生きと語る姿から、子どもたちにとって充実した一週間であったことが伝わってきました。

「自然に学ぶ」の活動のほかに、白川先生がノーベル(化学)賞を受賞するきっかけとなった導電性プラスチックを利用した透明フィルムスピーカー作りを行い、全員が音を鳴らすことができました。また夜には星空の観察や昆虫採集も行い、自分たちでしかけたトラップで多くのカブトムシを捕えることができ、これも心に残る思い出となったようです。

自然に学ぶ(異学年グループの活動)

各班の代表者によるレポートをご覧ください。(PDF)
※グループ名はか・が・く・い・ず・みの頭文字からつけています。

グループ名 テーマ
風薫る班 ビオト―プの謎
ガッチャ班 カエルについて調べる
栗五班+秋刀魚の塩焼き The river in HAKUBA
イカダモの意思団~今を生きる~ きのこの傘と柄のバランスを見極めよう!
ズーム×2+ナチュラピティ アカガエルの世界をつくる、アリジゴクに挑むなど
ミジンコクラブ 水の中の小さな生き物を見つめる