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海外交流:オーストラリアの理科教諭来日ニュース

ソニー教育財団では、オーストラリアの理科教員団体(ASTA: Australia Science Teachers Association)と共同で、理科教員が双方を訪問して授業を行う相互交流を行っています。日本の理科の先生3名は、今年8月にオーストラリアを訪問し、現地で授業を行いました。そして2016年10月1日(土)〜10月9日(日)に、ASTAの会長、事務局長を含む、5名の理科のオーストラリアの先生が来日しました。

相互交流をはじめて6年目になる今年度は、オーストラリアの先生方と愛知県、神奈川県、埼玉県の小・中・高校を訪問しました。来日した先生のうち2名は、理科に加え、アメリカなどで盛んにおこなわれているSTEM教育、ロボティクス教育などを研究しており、神奈川県の学校では小さなロボットを使う授業が行われました。
学校訪問以外では、ASTA会長が講師となり、オーストラリアで実際に行われている「探求型」理科授業のワークショップを行いました。愛知県刈谷市の理科の先生約30名にお集まりいただき、生卵を使ったドキドキの実験を、日豪の先生が一緒になって楽しみました。

参加した先生からは「互いの理科教育や環境には違うところもあるが、目指すところや課題としているところには共通点が多い。実験を楽しむ子どもたちの姿は、どちらの国でも一緒。これからも日本の学校との交流を続けたい。」といった声が聞かれました。教員の海外交流を通じ、日豪双方の先生が視野を広げ、日頃の理科授業に活かしていただけることを願っています。

STEM教育
Science(科学)、Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をつなげた言葉で、教育分野で国際的に使われている。オバマ大統領が一般教書演説で、優先課題として取り上げたことで有名。
  • 刈谷市立刈谷東中学校

    Brett McKay先生

    2年生 ペットボトルの中で風船は膨らむか? 空気圧の力のつり合い

  • 横浜市立白幡小学校

    Cos Michael Longo先生

    6年生 ロボットプログラミング(STEM)―エジソンロボットで迷路を作ろう

  • さいたま市立本太小学校

    Megan Hayes先生

    4年生 科学者になってオーストラリア固有の哺乳類を有袋類と単孔類に分類してみよう

  • 愛知県立刈谷高校

    Brett McKay先生

    スーパーサイエンスハイスクール認定校で、生徒自ら課題を設定した研究授業を見学。その後、2・3年生の希望者約約20名の生徒と、空気圧に関する授業をすべて英語で行う。

  • 探求型授業ワークショップ

    ASTA会長 Anne Disney先生

    刈谷市の小・中学校(理科)の先生、約30名が参加。
    実験「卵のバンジージャンプ」
    卵をビニール袋に入れて輪ゴムで吊るし、輪ゴムが1本~4本までの伸びを計測する。そのデータから、1.5mの高さから卵を割らずに床ギリギリまで落とすには、輪ゴムはどれだけ必要かを考える。

2016/10/13