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<開催報告>科学の泉 交流会ニュース

塾生オーケストラの演奏
フィルムスピーカーをつなぐ実験
2015年開催「科学の泉」の活動を発表
集合写真

3月20日(日)、第11回「科学の泉 交流会」を開催しました。ノーベル賞受賞者の白川英樹先生を塾長とする自然探究活動「科学の泉-子ども夢教室」の卒塾生が年に一度集まる会で、共に過ごした仲間と久しぶりに会い、続けている研究の成果を発表したり、同じ体験をしたさまざまな年代の卒塾生同士が刺激を与え合うことなどを目的としています。「科学の泉」はすでに11年継続して行っているため、初期の卒塾生はすでに社会人。今回の交流会も、小学生から社会人まで、約170名が参加しました。

最初に、白川英樹塾長より「ことばと科学‐自然科学を母国語で学べる幸せ」と題するお話をいただきました。ノーベル賞受賞者の中で、母国語で自然科学を学んだ人が少ないという事実を示され、古くは遣唐使、江戸や明治の時代に海外に渡った日本人が海外の文献を丁寧に日本語化してきたことで、日本人は、科学をきちんとした日本語で学ぶことができていることを教えていただきました。

第2回卒塾生の浅野雄太さん(大学院生)は、塾生を代表して「食べるだけじゃない、ナタデココの持つ可能性」と題する研究発表を行いました。会場にいた小・中学生は、ナタデココが微生物により作られていると知り驚きつつも、憧れのまなざしで先輩の発表を見つめていました。

会の運営(司会を含む)は、高校生や大学生の卒塾生たちが活躍しています。また、今回は塾生の自主企画として、「科学の泉」期間中に作成した「導電性プラスチック」を利用したフィルムスピーカーをつなげて音を出す実験や、塾生により結成されたオーケストラ演奏が、会を盛り上げました。

代表として近況を尋ねられた塾生は「年に一度、みんなに会えてうれしい。私がおばあちゃんになるまでずっと続けて欲しい」という感想も述べていました。また来年も、一回り大きくなった卒塾生のみなさんにお会いできるのを、楽しみにしています。

2016/03/31