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<開催速報>2015年度「審査委員特別賞」実践提案研究会:第2長尾保育園ニュース

テーマ 「科学する心を育てる」「気付きから深まる子どもたちの科学する心」
開催日 2016年3月5日(土)
主催・会場 社会福祉法人長尾会 第2長尾保育園(2014年度ソニー幼児教育支援プログラム 優秀園 審査委員特別賞)
共催 公益財団法人 ソニー教育財団
講演 秋田喜代美 氏/東京大学大学院 教授
瀧川光治 氏/大阪総合大学大学院 教授

2014年度「審査委員特別賞」である社会福祉法人長尾会 第2長尾保育園において、実践提案研究会を開催しました。午前中は公開保育と実践発表、午後はグループ協議や指導講評、記念講演が行われ、教育・保育関係者合わせて約140名の参加がありました。

公開保育では、参加者一人一人が「気付きの6つの視点」が書かれたワークシートに、「子どもの気付きの姿」を書き込みながら参観しました。0~2歳児は園庭で、砂場、色水、小麦粉粘土、転がし遊びなど、自分の落ち着く場でしたいことを楽しんでいました。3歳児は、紙コップ積み、お城作り、アイス屋さんなどを、4歳児は、空き容器を使って“ピタゴラスイッチ”作りやお茶屋さんなどを、5歳児は、空気砲や光と影の遊びなどをしていました。それぞれ、遊びの中で考えたことや気付いたことを友達や保育者と共有し、試したり工夫したりして遊んでいました。園舎の立て替えによる引っ越しから僅か1か月という中でありながらも、子どもたちは、自ら環境に関わり、じっくり目当ての遊びをしていました。

実践発表では、第2長尾保育園と共に、2014年度優秀園の社会福祉法人徳雲福祉会 千代川保育園(京都府)の発表もありました。各園、2014年度の実践を踏まえ、2015年度にさらに深化したことにも触れての発表でした。その後は、グループに分かれ、公開保育で使った各自のワークシートを基に、「気付きの6つの視点のウェブ作り」をしながら、協議が進められました。グループ協議の報告を基に、瀧川光治氏による協議のまとめと、「気付きや感性」に視点を当てて指導講評をいただきました。

最後に秋田喜代美氏による「気付きと感性を育てる保育~科学する心を育てるための保育の工夫」を演題に記念講演がありました。当日の保育の画像や2つの園の発表内容から、具体的な子どもの遊びの姿を例に、世界の保育・教育情勢にも言及されながら、「科学する心」が育まれる保育において、保育環境や保育者の関わりで大切にすること、気付きを豊かにすること、保育の見える化で大切にすることなどを中心にお話いただきました。

NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」より。ここでは、番組内に登場するからくり装置「ピタゴラ装置」をまねたもののこと。

2016/03/09