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<開催速報>2015年度 子ども科学教育研究全国大会:山梨大学教育人間科学部附属中学校ニュース

テーマ 科学への感性を磨き、素朴概念を自ら科学的概念へ変容できる生徒を目指して
開催日 2015年11月27日(金)
会場 山梨大学教育人間科学部附属中学校(2014年度ソニー子ども科学教育プログラム最優秀校)
主催 山梨大学教育人間科学部附属中学校
ソニー科学教育研究会(SSTA)
公益財団法人 ソニー教育財団
講演 赤池学氏/ユニバーサルデザイン総合研究所所長
「生物に学ぶものづくりと未来」

山梨大学教育人間科学部附属中学校での子ども科学教育研究全国大会には、県内外から多くの教育関係者にお越しいただきました。附属中学校では過去2年に亘り「『深く考える』授業の創造」をテーマに校内研究が進められており、当日は理科だけでなく、国語、数学、美術、音楽、体育など多くの授業が公開されました。
生徒たちが自ら課題に向き合えるように工夫された授業実践では、タブレットや電子黒板などのICTも有効的に利用されて、参加者は生徒たちの生き生きと学ぶ様子を真剣に見つめていました。

公開授業の2年生理科「電流の正体を見つけよう」では、クルックス管の中に実際に電流が流れる様子を見た生徒たちが、波線、ギザギザ、直線などのイメージ図を描きながら、電流とはどのようなものであるのか、理解を深めていきました。
また、3年生理科「天体の日周運動」では、地球から見えている星座の形がなぜ崩れないのか、生徒同士で意見を出し合った後、地球儀に取り付けた小型カメラでオリオン座の巨大模型をテレビに写し、その動きを確認しました。

記念講演には、ユニバーサルデザイン総合研究所所長の赤池学氏が登壇され、動植物の形態や構造、挙動に学ぶ「生物規範工学」についてお話をいただきました。講演会場には附属中学校の1、2年生も参集していたこともあり、赤池氏からは「技術をいかに世の役に立たせていく必要があるのか、ぜひ若い人に知ってほしい」と語り掛け、本題のお話だけでなく、科学技術の使い方、学ぶ意味などについてわかりやすくお話いただきました。講演後、生徒からは「恵まれた環境の中で学習できることに感謝し、世の中の役に立つ科学を追究していきたい」と感想が述べられました。

2015/12/01