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<開催速報>2015年度 優秀園実践提案研究会:堺市立みはら大地幼稚園ニュース

テーマ 「科学する心を育てる」
自然いっぱいの中で、自ら考えようとする気持ちをはぐくむ
~子どもの育ちを支える「好奇心」「試行錯誤」「伝え合い」「満足感」~
開催日 2015年11月21日(土)
主催・会場 堺市立みはら大地幼稚園(2014年度ソニー幼児教育支援プログラム 優秀園)
共催 公益財団法人 ソニー教育財団
講演 無藤隆 氏/白梅学園大学子ども学部 教授

2014年度優秀園である堺市立みはら大地幼稚園に於いて、優秀園実践提案研究会を開催しました。午前は公開保育、実践発表、午後は、学年別グループ協議、記念講演が行われ、幼稚園、保育所、認定こども園、小学校の先生方をはじめ、教育委員会や大学等、幼児教育関係者約200名の参加がありました。

公開保育で子どもたちは、自然豊かな広い園庭や保育室で、目当ての遊びをのびのびと楽しんでいました。3歳児は、落ち葉の魚釣りやどんぐりなど木の実を使った遊び、ご馳走作りなどを楽しんでいました。4歳児は、泥での団子作りや壁塗り、ご馳走作り。芋堀りや芋づる集めを楽しんだり、枝豆や大豆との関わりを楽しんできた子どもたちが豆腐作りに挑戦したりしていました。5歳児は、友達と協働で活動の展開を楽しんでいました。冬野菜の畑作りをして苗を植え、シートや網をかけるなど、友達と協力して進めていました。また、身近な自然物での布染めや、ハンカチや服、縄跳びなどの染めた物を品物にするお店ごっこをする子どもたち、イメージを実現しようと考え合い、遊びに使う物を竹や蕨、どんぐりなどを工夫して作ったりする子どもたちなど、話し合いながら仲間で展開していました。

その後、全体会では、みはら大地幼稚園の「自然いっぱいの中で、自ら考えようとする気持ちをはぐくむ」をテーマに実践発表がありました。引き続き、堺市立八上小学校による「科学する子どもを育てるー生活科第2学年『つくろうあそぼう八上おもちゃランド』の実践を通して」をテーマにした実践発表がありました。

また、午後からは、公開保育の遊びの中に見られた「科学する心」について「好奇心・試行錯誤・伝え合い・満足感」を観点に、年齢毎に分かれてグループ協議が行われました。協議後は堺市学校教育部総括指導主事の澤ひとみ氏、富田林市立錦郡幼稚園園長吉田郁氏、堺市立子ども園元園長早草寛氏による指導助言がありました。

最後に「子どもが試し工夫し夢中になる保育とは」を演題に、講師の白梅学園大学教授 無藤隆氏による記念講演がありました。幼小接続に向けて育成する力「気力、体力、知力、気づく力、社会力」や、幼児期における科学の芽生えについて、公開保育の場面に触れながらお話しいただきました。みはら大地幼稚園の保育の特徴と言える(子どもたちが遊びながら)「考えざるおえない活動」や、継続して展開する遊びでの「対象により、関わりをどう深めていくか、そのプロセス」が大切であると述べられました。

2015/11/26