ものづくり教室

No.247 科学の不思議を体験しようソニーものづくり教室

「科学の不思議を体験しよう」というテーマのもと、八戸市小中野公民館を会場として、SSTA(ソニー科学教育研究会)青森支部ものづくり教室を開催しました。今回は、5つの小学校から9名の子どもたちが参加、ものづくりを通して科学の不思議さを満喫しました。

主催:ソニー科学教育研究会(SSTA)青森支部

開催概要

  • 開催日:2015年01月12日(土)
  • 主催:ソニー科学教育研究会(SSTA)青森支部
  • 会場:小中野公民館(青森県八戸市)
  • 参加者:八戸市内5小学校から1~6年生(9名)

プログラム

  1. オリエンテーション
  2. 「タワッチ君」の説明と制作
  3. 「LED風船」の説明と制作
  4. 「光の万華鏡」の説明と制作
  5. 修了証授与

終了後のアンケート回答から

  • 一番楽しかったこと
    • タワッチ君を作ったり、動かしたり、工夫したりしたところ
    • 回折格子を使って日光はいろいろな色でできているけれど、LEDは1つの色だけだしていることがわかったこと
    • ものを作るって楽しい
  • 驚いたこと
    • タワッチ君がはじめは動かなかったけれどモーターにチューブをつけることで動くところ
    • 回折格子で見ると光が虹色に見えること
  • 一番難しかったこと
    • LEDを風船に入れるところ、風船をふくらませるところ
  • 次に作りたいもの
    • 写真はどうして写るのか
    • 車(4WD、ソーラー、ラジコン、音楽が鳴ったり光る)

主催者より

今回は3つのプログラムを準備。1つ目は、モーターの軸にゴムチューブをつけることで振動が増幅され、たわしがブルブルと震えて走る「タワッチ君」づくり。2つ目は、白い風船の中に赤色LEDを入れて光らせる「LED風船」づくり。3つ目は、紙コップと回折格子シートを組み合わせた「光の万華鏡」づくり。

まずは、「たわっちくん」の製作。モーターや電池ボックスをたわしの上にホットボンドで固定。子どもたちは、スイッチを入れれば動き出すと思い、「なあんだ簡単」とスイッチオン。しかし、勢いよくモーターは回転するものの、たわしはぴくりとも動かない。「おかしい!」。すると高学年児童は「電流が弱いんだ。直列つなぎにしたら…。」しかし、2個の乾電池を直列つなぎにしても軸の回転スピードが上がるだけ。そのうち、「モーターに何かつければ…」と気付く子が出て、ゴムチューブを提示。ゴムチューブを思い思いの長さに切って試してみると、クルクルとその場を回転したり、勢いよく走ったりするたわっち君が出来きて大いに盛り上がりました。初めて出会った仲間同士、競争したり対決バトルをしたりして、「このぐらいの長さがちょうどいいよ!ものすごくブルブル震える」と、振動が運動エネルギーのもとになっていることを見付け、その不思議さや面白さを大いに感じていました。

次は、ノーベル賞で再び脚光を浴びたLEDを使った「光る!LED風船」づくり。まずは、ボタン電池とLEDを組み合わせて、簡単なスイッチ機能つきのLED回路づくり。ボタン電池に絶縁のビニールテープを貼り付け、LEDの端子に触れさせることでON・OFFが簡単にできる回路を作りました。そして、白い風船を膨らませて口を結び、先ほどのLED回路を入れて風船の中でLEDを点灯。白かった風船が、暗い部屋の中で赤く風船が浮かび上がる様子は幻想的でした。

最後は、回折格子シートと紙コップを組み合わせた「光の万華鏡」づくり。カーテンからもれる日光や、パイプいすの金具部分に反射する光を、回折格子シートを貼った紙コップの穴から覗くと…。「うわあっ、虹色に見える」「きれい。いろんな色が見える」と歓声が上がりました。そして、日光は、いろいろな光からできていること、それを見つけたニュートンの話を紹介。そして、白色光からはいろいろな光が見えたのに、赤色LEDの光を見ても赤色しか見えない事実に「へえー、LEDはその色しか出していないんだ」と納得。万華鏡づくりを通して、「光の不思議」を感じることができました。

続く修了式では、参加者に修了証が手渡され、2時間半のものづくり教室はあっという間に終了。3つの作品を大事にしまい、保護者と笑顔で帰って行く姿を見ながら、「科学の不思議を体験することで、科学が好きな子どもたちになってほしい」と講師一同願いました。

(文責:SSTA青森支部)