フォトコンテスト

第1回 入選作品「科学する心」を見つけよう フォトコンテスト

順不同・敬称略

科学する心賞(2作品)

    • 初めてさわる氷のガラス(2歳9ヶ月)
    • 太野 三恵(福岡県)
    • 冬の朝、山中にある空き地で見つけた水溜まりに張った氷。「どうして冷たいガラスがいっぱいあるの」不思議な表情の二歳の娘です。

    審査委員コメント
    楽しいとか嬉しいなどの感情を超えた、表情にならない表情、氷は冷たいのに落とさないようにしっかりと持つ手が印象的です。大人にとっては当たり前の「氷」でも、この子にとっては、透き通っているのに、自分の知っている窓などの「ガラス」とは違う感覚であることに不思議さを感じて、じっと見つめているのかもしれません。その心の動きや思考の芽を保護者の方がしっかりと捉えていることがわかります。氷をじっと見つめる目。手の感触。初めてのものに自ら触れ、よく見、感じる経験は子どもにとってとても大切です。

    • まねっこぼくのかげ(4歳3ヶ月)
    • 石田真理子(愛知県)
    • 公園でいつも走りまわっているかんた。めずらしく、静かだな、と思ったら、自分のかげを、ぶらさがりながら見ていました。

    審査委員コメント
    心地よく揺られていたら、同じように動く自分の影。どんな風に写るのか確かめるように、静かに自分の影に見入っています。自分の影の不思議さや面白さを感じているのではないでしょうか。何を感じ、何を思っているのか、子どもに寄り添って考えているからこそ捉えられた場面だと思います。自然の現象を、知識として言葉から知るのではなく、生活や遊びの中で体験して気づくことで学んでいくという、とても魅力的なシーンです。。

いきいき賞(5作品)

    • 磯に住む小さな生き物(5歳5ヶ月、1歳8ヶ月)
    • 岸本 恵子(京都府)
    • 磯に住むヤドカリや小魚。手を伸ばすとすぐに隠れてしまうので、息を凝らしてじっと見つめる兄弟。あっまた動き出したぞ~!
    • 野菜の切れはしから・・・(5歳2ヶ月、1歳10ヶ月)
    • 大島千香子(千葉県)
    • 「包丁で切られて小さくなっても、人参って生きてるんだね!!」生命の息吹の神秘に感動している子供達です。
    • 大きくなった、ぬか漬けの昆布(4歳8ヶ月)
    • 坪倉 晴代(大阪府)
    • 乾燥した昆布が、ぬかの中で、水分を含み大きくなった事を発見し、感動。「すごいよ、すごいよ!!こんぶがこんなに大きくなったよ!」
    • 雪はどんな味かな?(3歳6ヶ月)
    • 西村 健爾(兵庫県)
    • 阪神間にはめずらしく雪の降り積もった日のこと、大きな口を開けて雪の味を確かめていました。お味は「冷たかった」そうです。
    • あっ!立っている!動いてるよっ!(6歳)
    • 古瀬 昭子(東京都)
    • 10数回チャレンジしたコマが、やっときれいに廻ったのを見て叫んだことばです。芯棒1本で立っているのが不思議な様子でした。

きらり賞(28作品)

    • 青虫の観察-うんち・うんち-(2歳4ヶ月)
    • 岡本 真理さん(兵庫県)
    • 「ママ、あおむしさんがいっぱいいっぱい、うんちしてるよ。うーん、うーんって、いっぱいうんちしてるよ。」
    • 蒔いたら芽が出るかな(2歳4ヶ月)
    • オーキッドイエロー(静岡県)
    • 2歳の頃からどんぐりや木の実に興味を示し始め、種を蒔いて水をやり芽が出て育つのが楽しみになりました。
    • 手作り風車、どんどんまわれ(7歳、4歳)
    • グルグル(福岡県)
    • 畑の中のペットボトル風車に歓声を上げる子供たち。モグラ退治用と聞き親子一緒に「へー」と驚き合った私達でした。
    • はじめて見る幼虫(3歳4ヶ月)
    • ぽぽぷ(岐阜県)
    • 最近では見かけることのなくなったカブトムシの幼虫。博覧会で初めて見て触って、成虫との違いに興味津々でした。
    • ボクが育てたカブトムシ(4歳10ヶ月)
    • カブタック(佐賀県)
    • 冬、祖父からもらったカブト虫の幼虫が無事育ち大喜びの息子。半年を経て成虫した姿に生命のたくましさを感じたようでした。
    • ぜったいだいじょうぶ!(5歳8ヶ月)
    • 神谷 博子(千葉県)
    • 手のひらにピーナッツを乗せ、ぜったい来ると根気強く待っている緊張した顔とその後のパッとはじけた不思議な笑顔が素敵でした。
    • しぃ~っ・・・(4歳7ヶ月)
    • 川﨑 聡子(愛知県)
    • そーっと、そーっと近づいて・・・バッタくん、おねがいだからにげないでね。
    • 砂ってサラサラ(2歳2ヶ月)
    • リョウタパパ(神奈川県)
    • 砂を高い場所から落とすと、サラサラって落ちるんだ!それが面白くて、服が汚れていくのに全く気づいてないね。
    • 影を追う子供(1歳0ヶ月)
    • 四丸 美香(鹿児島県)
    • 影の不思議な動きにつられる我が子。大人にはない不思議に思う気持ちで影を追い続ける。
    • 御対面(5歳6ヶ月)
    • ISLAND(熊本県)
    • 「見せて!」「ぼくの弟?」「お母さんのおなかに入っていたの?」と何度も確認する長男。命の実感が兄としての自覚を育む瞬間。
    • はじめてみたよ(5歳8ヶ月)
    • 母(兵庫県)
    • お風呂の窓の下に細長い氷を見つけたよ。つららって言うんだね。はじめて見たよ。冷たいね。どうやって出来たのかな。
    • シュワシュワのお風呂は不思議!!(4歳9ヶ月)
    • ユイユウマママ(千葉県)
    • 「これ、なんでシュワシュワ~ってするの?」炭酸ガスの発泡する入浴剤は子どもにとって魔法の錠剤なんですネ。
    • なかみどこいったん?(0歳10ヶ月)
    • ともきママ(福岡県)
    • じいちゃん家で蝉の抜け殻見つけたよ。「じいちゃん、このなかみどこいったん?」「ほら、その木の上のうるさかやつたい。」
    • たんぽぽの目線になって。(4歳10ヶ月)
    • 髙垣 康子(奈良県)
    • 息子の一人言です。「このたんぽぽ、背が低いなぁ、でも今からグングンのびるねん、太陽が大好きやから。」
    • そらとぶふうせん(1歳6ヶ月)
    • くりパパ(神奈川県)
    • 空気清浄機の吹き出し口上空に浮かぶ風船を発見!「あれ~、なんでだろう??」
    • ニンジンどうですか?(1歳6ヶ月)
    • 三宅 千紘(大阪府)
    • ウサギさんは食べてくれたニンジンに、ネコさんはプイ、と見向きもしないね。どうして?思わず笑いがこみあげてきます。
    • 川の音だぁ。スピノがいるかも?!(4歳2ヶ月)
    • 純一郎のママ(東京都)
    • 化石のニュースを見て「地面の下には恐竜がいる」と思っている息子。「川があるから水の恐竜スピノサウルスがいるかも~」と嬉しそうでした。
    • 小さな春、見つけた!!(5歳5ヶ月、4歳4ヶ月)
    • Fumiaki(和歌山県)
    • 春の野辺で見付けたテントウムシの説明を熱弁するお兄ちゃん。「背中に七つ星があるから七星テントウムシだよ!」妹「へ~ホントだ~」
    • ワー!虹のシャワーだ!!(6歳4ヶ月)
    • 山本 拓郎(神奈川県)
    • 噴水からミストが噴出した瞬間、太陽の光で虹ができました。駆け寄って、その虹に触れようとしているところを撮影しました。
    • イモリの観察(5歳9ヶ月)
    • 小林 弘明(千葉県)
    • 次男は動物や昆虫の写真を撮るのが大好きです。その目はいつも真剣です。
    • アレ!?ママのおめめないよ!!(2歳10ヶ月)
    • うっちゃん(東京都)
    • 雪遊びが終わり休憩室で母の顔を見てビックリ!少しずつ目が見えてくると不思議そうにあちこちから眺めていました。
    • 丸い物大好き!(0歳6ヶ月)
    • ゆっきー(神奈川県)
    • 丸い物を見るとすぐに口にくわえます。丸いって何でだろう?って不思議に感じているようです。将来は幾何学者!?
    • 羊にメ~とごあいさつ(1歳4ヶ月)
    • 鈴木 雅彦(東京都)
    • 見るもの聞くものが新しい毎日。動物園で羊に出会って行儀よくご挨拶。でも、この後抱きついたら、蹴られて転んで大泣きでした。
    • もしもし、かめさん?(2歳11ヶ月)
    • 森山 明男(島根県)
    • いつもは、家の前にある赤川にいる亀を遠くから見ていたが、今日は何と、うちの庭に来ている。「あっ!カメさん、どうしたの?もしもしカメさん?」と覗き込む息子・・・。どうやら卵を産みに来ていたらしい。それを、「穴に落ちたの?」と、見つめる2歳11ヶ月の我が子であった。
    • 恐竜の化石、発見できるかな?(6歳0ヶ月)
    • 成田 潮美(愛知県)
    • 恐竜の骨だ!卵の化石だ!と、集めた石を割って観察。大きくなったら恐竜博士になりたいと、夢に向って頑張っています。
    • やどかり こしょこしょ(1歳3ヶ月)
    • 上原 之映(沖縄県)
    • 浜辺に赤ちゃんやどかりがいました。捕まえたら貝に入ってしまったので息をハァーっとかけたら出てきて私の鼻をこしょこしょした。
    • 納得いくまで確かめます(2歳0ヶ月)
    • やまだのふじ(熊本県)
    • 葉っぱが指の間をすりぬける感覚。葉っぱがちぎれる感覚を何度も確かめる息子。おいてけぼりの息子を望遠で撮りました。
    • セミ取りに夢中(4歳3ヶ月)
    • 山岡 賢治(兵庫県)
    • 夏の朝「大変や、蝉が鳴いとる!蝉取り行こう!」と飛び起きるほど蝉好きの長男。今や鳴き声で種類まで分かる様です。

審査総評

ご応募いただいた写真はどの作品も生き生きとした子どもたちの様子とそれを捉えた保護者の方の温かいまなざしが伝わってきました。
子どもが好奇心を発揮するために、子どもと一緒の目線で何を見、何を感じているのかと想像しながら、見守る大人の存在が大切なのだと感じます。また、日常生活の中には、子どもが興味・関心をもつきっかけになるような種がたくさんあるということを改めて感じました。

審査委員長
盛田昌夫
ソニー(株) 業務執行役員SVP
審査委員
﨑田隆/ 北九州市立日明小学校 校長
町田和子/あゆのこ保育園 園長
冨田秀実/ ソニー(株)CSR部 部長
青木昭明/ (財)ソニー教育財団 専務理事