公益財団法人 ソニー教育財団    
ソニー子ども科学教育プログラム「科学が好きな子どもを育てる」

HOME 活動内容 サイトマップ お問い合わせ リンク

2009年度最優秀プロジェクト校 論文概要

稲敷市立東中学校(鈴木美治校長)
所在地 茨城県稲敷市八千石77
電話 (0299)79-2206
研究テーマ 科学が好きな生徒を育てる「4つのあずまプロジェクト」

東中学校(茨城県稲敷市)では、7年間にわたって「科学が好きな生徒の育成」を目指し、「4つのあずまプロジェクト」に取り組んできた。その間、担当する教師が入れ替わりながらも、学校や生徒の実態に合わせて、修正を加えながらも実践内容をしっかりと引き継いできた。

プロジェクト1(理科授業を通した探究活動)では、運動とエネルギーの単元に於いて、計算が苦手な生徒にも探究活動に無理なく取り組ませたいとの考えから、簡単に速度を測定できる測定器を使い、生徒自身が考えた実験に十分取り組める時間を確保することによって、主体性や創造性を育んだ。また、国語科との連携により、「根拠を明確にしながら考える」力が身につきつつあるといった成果も得られた。

プロジェクト2(理科好きの生徒を伸ばし、全校へ発信する活動)では、科学研究などで成果をあげたことに加え、文化祭で全校生徒に理科の面白さを伝え、科学好きの裾野を広げることができた。

また、学校環境の整備や科学に関するイベントの開催を通して、科学に対する興味・関心を広げるプロジェクト3,4も生徒の力や地域の協力を得ながら着実に進めた。

2010年度は学習指導要領の改訂に伴い、選択理科がなくなることへの対応として、生徒からサイエンススタッフを募り、全校への発表や発信を行う。さらに、本当の意味で科学を楽しむことができるようになることを目指して、探究活動を支える表現力を育成するために国語科に加えて数学科との連携も行う。

鹿児島市立郡山小学校(鶴田照男校長)
所在地 鹿児島県鹿児島市郡山町2080番地
電話 (099)298-2007
研究テーマ 科学の面白さを味わえる子どもの育成プラン3〜「思い考え行動する」学びを目指して〜

郡山小学校(鹿児島県鹿児島市)は「科学が好きな子ども像」を「科学の面白さを味わえる子ども」として、その育成に継続して取り組み、2009年度で3年次を迎える。

昨年度のサブテーマ「『思い考える』学びを目指して」に「行動する」を加え、さらなる充実を図った。ここでいう「行動する」とは、子どもたちが自然事象などの対象に関わること、操作すること、および、考えたことを具体的な行動として様々な形で表出することを指す。

理科の授業では、見通しをもつことや、結果から考察し結論を導くまでの学習のあり方などに加えて、単元の導入段階に自由試行の時間を設け、子どもたちが楽しみながら教材・事象の性質をつかむ「思いを巡らす過程」など郡山小オリジナルの学習過程を改善に取り組んだ。さらに、生活科や総合的な学習の時間、特別支援学級でも理科との接続を意識しながら「思い考え行動する学び」に取り組んだ。

また、校務分掌に「理科専科」を配置せず、担任が理科授業を行い、理科に堪能な教師がティームティーチングで指導する校内体制が成果をあげており、理科好きの子どもの割合が9割を超すとともに、全国学力調査NRTなどの学力調査でも全国平均を大きく上回った。今年度からは、学校の研究教科を理科とし、本論文のテーマを学校全体の研究テーマとして、全職員体制で理科指導・理科研究の充実に努めている。  

2010年度は、科学の面白さを味わうための、(1)授業の実践 (2)環境整備 (3)理科イベントという3本柱をたて、それぞれに独自の工夫が加えられている。

活動のあゆみ
論文募集
論文紹介
大会・研究会
Copyright Sony Education Foundation