郡山小学校(鹿児島県鹿児島市)は「科学が好きな子ども像」を「科学の面白さを味わえる子ども」として、その育成に継続して取り組み、2009年度で3年次を迎える。
昨年度のサブテーマ「『思い考える』学びを目指して」に「行動する」を加え、さらなる充実を図った。ここでいう「行動する」とは、子どもたちが自然事象などの対象に関わること、操作すること、および、考えたことを具体的な行動として様々な形で表出することを指す。
理科の授業では、見通しをもつことや、結果から考察し結論を導くまでの学習のあり方などに加えて、単元の導入段階に自由試行の時間を設け、子どもたちが楽しみながら教材・事象の性質をつかむ「思いを巡らす過程」など郡山小オリジナルの学習過程を改善に取り組んだ。さらに、生活科や総合的な学習の時間、特別支援学級でも理科との接続を意識しながら「思い考え行動する学び」に取り組んだ。
また、校務分掌に「理科専科」を配置せず、担任が理科授業を行い、理科に堪能な教師がティームティーチングで指導する校内体制が成果をあげており、理科好きの子どもの割合が9割を超すとともに、全国学力調査NRTなどの学力調査でも全国平均を大きく上回った。今年度からは、学校の研究教科を理科とし、本論文のテーマを学校全体の研究テーマとして、全職員体制で理科指導・理科研究の充実に努めている。
2010年度は、科学の面白さを味わうための、(1)授業の実践 (2)環境整備 (3)理科イベントという3本柱をたて、それぞれに独自の工夫が加えられている。
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