| 福島大学附属小学校(福島県福島市)は平成13年度より「科学が好きな子どもを育てる」を主題とした本プログラムに継続して取り組んできた。日々の充実した授業なくして「科学が好きな子どもの育成」を論じることはできないとし、「授業づくり」を最も重要な視点とし、それを支える「環境作り」、「連携づくり」の2つの視点を加え、「科学が好きな子どもの育成」に取り組んできた。核となる「授業づくり」においては、子どもたち一人一人が自分にとっての「問い」を持つことを大切にし、そのために、子どもたちの予想と実験結果が異なる教材の工夫や、自分と友達の考えの違いに気付き、互いに交流する場の設定などを行ってきた。この実践の評価・考察に基づき、子どもたち自身の「問い」を持つという考えを更に発展させ、子どもたちは「学びの主人公」でなければならないと捉えると共に、単元全体、あるいは、幼・小・中といった時間的な変化を見通して捉え、次年度の教育計画を立案した。そのキーワードは「ものがたり」であり、このキーワードをもとに、子どもたちの成長を子どもたち自身が認識し、先生方は、その成長を捉えると共に、どう育てるかを考える。さらには、「エネルギー」、「粒子」、「生命」、「地球」といった概念を柱とし、幼・小・中という時間の流れの中で、一つ一つの単元を構成することに取り組む。
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