作って飛ばそう―紙飛行機・まるまる飛行機―
墨田区立曳舟幼稚園(東京都墨田区)
[4歳児]

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育てたいこと

○身近な素材を使って遊ぶことを楽しむ。

【教師の準備】
  ・教材の試し
  ・教材の準備
  • 身近な素材が手を加えることで遊べる道具になることを知る。
  • 教師の提示したことに興味をもち、やってみようとする。
  • 飛ぶことを喜び、何度も繰り返し楽しむ。
  • 集団の中で話を聞き、内容を理解する。

【実践】    9月

1.きっかけ作り(導入)

<「話を聞く」「やることが分かり、興味をもって取り組む」こともねらいとし、一斉活動とした。>
興味がもてるように見本を作っておき、飛ばしてみる。「今日は空飛ぶお魚UFOをつくるよ」と話す。

幼児の動きと育ち    「わーこっちに飛んできた」「こっちにも飛ばして」 (興味、関心)

  • 好きな色の折り紙をとり、説明を聞きながら作る。(話をしっかり聞く)
  • できた幼児からホールに行って飛ばす。 (やることがわかる)
  • 自由に飛ばす
      「飛んだよ、みてみて」 (喜び、満足感)
      「ヒューって飛んだよ」 (発見)
      「よく飛ばない」 (疑問)
      「どうやるの?」 (意欲)
  • みんなで一緒に飛ばす
      「せーの」 (唱和の心地よさ)
      「僕のあそこまで飛んだよ」 (満足感)
      「あまり飛ばなかった」 (不満)
      「もう一回やりたい」 (次への意欲)
  • (翌日)細長い紙とストローを組み合わせた「まるまる飛行機」作りを行う。
  • 5色の中から好きな色の紙を2色選ぶ。 (自分で選ぶ)
  • のりとセロテープを使う。 (用具の使い方に慣れる)
  • 線と線を合わせる。 (内容を理解する)
  • ホールに行って飛ばす
  • 台に乗って飛ばす
    「遠くまで飛んだよ」「ふわって飛んだよ」
    「まっすぐ飛んだよ」
    「こうやってこうやって曲がって飛んだよ」
    「さっきはこうやって飛んだけど,今度はこうやって飛んだよ」
       ↓
    (飛び方の違い、飛ぶ道筋の違いへの気付き)

● み ど こ ろ ●注目して頂きたい点や事例の特徴を財団がまとめました。
 「話を聞く」「やることが分かり、興味をもって取り組む」こともねらいとして一斉活動で導入をし、活動を進めていますが、ねらい通りに紙飛行機ができると「飛ばしたい」という思いで自由に飛ばし、自分の飛ばした飛行機の様子を言葉にして遊んでいます。この時みんなが、飛ばす楽しさ、いろいろな飛び方のおもしろさや不思議さを感じているので、翌日の違う材料で違う「飛ばすもの」を作る環境にも進んでかかわり、飛ぶ様子に気付いたことや考えたことを思い思いに言葉に出して遊ぶ姿になりました。
 4歳児の発達やクラスの子どもたち一人ひとりの実態に応じた教材や活動を示し、子どもたちの発想だけでは経験できない環境を作ることで、新鮮さを感じたり今までにない気付きや考えが引き出されたりして、飛び方の違いを様々な言葉で表す豊かな表現になり、科学する心が育まれていくことを期待できます。
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