皆様から寄せられた応募論文の中から選び出した様々な事例、印象に残った子どもたちの一言などのご紹介を中心に、毎月第1・第3月曜日に更新いたします。
2009年、新しい年を迎えた喜びが、園内や保育室いっぱいに溢れていることと存じます。
今年も「科学する心」を見つけようフォトコンテストを実施いたします。
ご応募お待ちしております。
応募いただいた論文の中の事例をご紹介いたします。
写真をクリックすると、詳細が表示されます。
すぎの子幼稚園 おおぞら保育園 いしいお米ができますように! 「おいしい米を作るには…」子どもたちの願いは、安全な食と豊かな自然環境を伝えたい大人の思いにもつながり… (実践事例集vol.5に掲載している事例です)
地球温暖化に関する取り組みや情報は、子どもたちにも伝わるようになってきました。子どもたちの生命、生活や環境を守るために私たちも今できる大人としての役割を果たす必要があります。今回ご紹介する事例は、自分たちの身近な自然に興味をもつきっかけとなる発見や不思議な体験、感動体験を通して、自然の大切さを感じ、“大切にしよう”という思いをもつことに結びつく実践です。
応募いただいた論文の中から子どもたちの素敵な一言をご紹介いたします。

例年、地域の特別養護老人ホームにうかがい、交流活動をしています。 始めに「こんにちは。わたしは○○です」と挨拶をすることはできても、 緊張により自分からあまり声をかけられない子どもたち。手遊びなどの遊び を何度も楽しむことで、笑顔が見られるようになり会話も弾んでいきます。
涙を流して喜んでくださる方の姿は、子どもたちの心に響きます。
片方動かなくなった手に優しく触れながら手遊びをし、「手が痛いの? 大丈夫?」と自然に言葉が出てきます。しわしわの手から、優しさと温かさが子どもたちに伝わっていきます。
5歳児 やはぎみやこ幼稚園(愛知県岡崎市)

子どもたちは地域の磐田農業高校の生徒のみなさんと、様々な栽培活動などで年間を通して交流活動をしています。交流活動をしている中で高校生から「授業でパンを作ってるよ」という話を聞いた子どもたちの「作ってみたい!」という要望が伝わり、パン作りが実現しました。
「電車のパンにする」「きれいなお花のパン」など夢が膨らんで
いたのですが、作ってみると「上手くできない。粘土と違う」と、
難しさを実感しました。
作るものに悩んでいた子も「何を作りたいの?動物だと丸い顔
でかわいいね」と、高校生の優しいアドバイスにより手作りパン
を完成させることができました。
「僕だってパンできた!」「ちびっ子パン屋さん」と大騒ぎ!!
「食べるのもったいないね」と言うほどに、大満足の様子でした。
5歳児 長野幼稚園(静岡県磐田市)
(この内容は、実践事例集vol.3の「おいしく科学しよう」(P53)の事例でご紹介しています)
現場の先生方からお寄せ頂いたエピソードを3つご紹介します。
子どもたちは凧あげをして遊んだ経験が少ないので、5歳児が 身近な材料で凧作りに挑戦できるようにしました。
作り方の図を見ながら、二人組みでテープを貼ったり、糸を通す穴を目打ちで開けたり、ひごが動かないように押えたりして、友達と助け合って作りました。
屋上で凧あげをすると、半数くらいの幼児はうまくあがりましたが、回転してうまくいかない姿も見られました。そこで、保育者の提案から、尾を付けると風に乗ることに気付き、友達同士で「しっぽを付けるといいよ」と伝え合っていました。また、バランスが崩れ、凧があがらなかった子どもたちには、左右のバランスが取れるように、紙テープを輪にした尻尾を付けることを提案し、保育者と一緒に直しました。
バランスがとれ、うまくあがると 嬉しそうに友達と見せ合っていました。

北区中学校生徒海外交流事業で来日した、アメリカ合衆国にあ るセブンヒルズスクールの中学生10名と2名の先生方と共に、楽しい交流のひと時を過ごしました。
自己紹介をした後、ヨーヨー釣りや水鉄砲的当て、ボーリング遊びなど設定のある戸外での遊びを楽しみました。砂場遊びやままごとをする4歳児 との遊びや5歳児との縄跳びやフラフープを楽しむ姿も見られました。その後の室内では、コマ回しや紙風船、折り紙遊び、七夕飾り作りをしました。
また、ボランティアの保護者が浴衣や祭り姿で参加して、屋台の人になったり、日本文化の紹介をしたりする場面もありました。
最後に子どもたちの好きなダンスをしたり英語の歌遊びをしたり、プレゼント交換をしたりしました。玄関でのお別れは名残惜しい様子でした。
自然を大事にしている宮前幼稚園には園庭に田んぼや川、池が2つあり、ギンヤンマをはじめ多くのトンボが定着しています。この生物が暮らすための自然環境(ビオトープ)は、初代おやじの会を立ち上げたメンバーが『みやまえにトンボを呼ぼう』という呼びかけをきっかけに自力で作られたものであり、度々の修復、整備などを経て現在に至っています。
今年度も「子どもたちの笑顔のために」と、おやじの会では『ひとつの生命が成長していく瞬間を親子で見守ってみませんか?』というテーマで「親子でのトンボセミナー」を実施いたしました。
トンボセミナーの講師には東京家政大学より大澤力先生を招いて、自然環境の重要性や人と生物との共存を中心とした「親子で楽しめる身近な自然」について講話をしていただきました。また、ヤゴを飼育されたお父さんによる「家庭でのトンボ誕生の感動話や飼育方法」のお話や、東京家政大学の学生さんによるトンボのパネルシアターを楽しみました。
そして、小学生にも手伝ってもらいながら親子でヤゴを捕り、家庭でも飼育を楽しみました。
その後「トンボの誕生に、家族で感動しました」などの 感想が届きました。
"見えた!?科学する心"は、次回は2009年1月19日(月)に更新です。
テーマは【誕生・命・感動】〜すごいね!!〜です。