見えた!?科学する心

皆様から寄せられた応募論文の中から選び出した様々な事例、印象に残った子どもたちの一言などのご紹介を中心に、毎月第1・第3月曜日に更新いたします。

Vol.48
テーマ

心が動く

ここから見える 応募いただいた論文の中の事例をご紹介いたします。
写真をクリックすると、詳細が表示されます。
不思議に気づいた「泥、水、石鹸遊び」 みてみて、カエルさんこわくないよ!
朝山幼稚園(島根県)
朝山幼稚園(島根県)
3歳児が心を動かし、喜んで「泥、水、石鹸」を取り入れて、
様々な発見を楽しみながら遊んでいます。
稗原幼稚園(島根県)
稗原幼稚園(島根県)
「知ってる!」「触れる?」「食べちゃう?」「逃げちゃった!」
3歳児らしい心の動きが、豊かな経験につながります。

歳児の心の動き

 3歳児は、感じるままに思うままに探索行動をしながら遊んでいるように思える場面でも、興味をもつきっかけや気付きによって繰り返しかかわり、満足するまで意欲的に遊んでいます。目の前の子どもを観たり感じたりすることだけを手がかりにして、保育者が一人ひとりの心の動きに寄り添って保育を展開することは困難です。ご紹介する事例では、子どもたちの実態や発達に応じた環境を設定し、一緒になって遊ぶ保育者がいることで、子どもたちは感覚や感性が育まれる経験を重ねています。

ニュース:岡崎市緑丘保育園実践発表会が6月30日に行われます。
公開保育の他、様々な教材も紹介されます。
参加申込み 締切間近!
http://www.sony-ef.or.jp/preschool/jissen/2007/midorigaoka_info.html
ことばのたね 応募いただいた論文の中から子どもたちの素敵な一言をご紹介いたします。
名古屋市立第二幼稚園(愛知県)
名古屋市立第二幼稚園(愛知県)

 カブトムシが触れるようになった3歳児。カブトムシと黙々と遊んでいて逃がしてしまい「先生!飛んでいっちゃった!」と知らせました。逃げたカブトムシを見つけた保育者は、見ている子どもたちに根気よく声をかけながら時間をかけてカブトムシの方から飼育ケースに入るように大切にかかわりました。
 その後おやつの時に、「カブトムシってオモチャと同じかな?」と保育者が聞きました。すると、「ううん、ちがう!」と子どもたちは口々に言いました。
 「それじゃあ、なにがちがうのかな?」と保育者がさらに問いかけました。やりとりの中で、逃がしてしまったA児は「カブトムシはねぇ、死んじゃう」と言いました。
 A児は以前、大好きなダンゴムシが死んでしまった体験をしていました。
 「そうだねぇ」と保育者は、A児の言葉を受け止めて、今は動いて生きているカブトムシも、動けなくなったり死んでしまったりすることを3歳児なりにイメージすることで、カブトムシに思いをめぐらせることができるように、話を続けました。

この事例は実践事例集vol.4 1 章の3の事例です
実践事例集は
  http://www.sony-ef.or.jp/preschool/practice/ へ
えぴそーど 現場の先生方からお寄せ頂いたエピソードをご紹介します。

さい虫がたくさんついてるよ!    めばえ幼稚園(福島県福島市)から

一の割幼稚園(埼玉県春日部市)

 5歳児が、めばえ菜園で夏野菜の栽培をしています。「どんな夏野菜を育てたいか」「どんな夏野菜があるのか」話し合いました。経験したことがないので考えることも難しく、家の人に聞いたり、図鑑やインターネットで調べたりして、もう一度話し合いました。そして、トマト、ピーマン、ナスなど8種類の野菜を育てることになりました。5月、いよいよ種まき苗植えをしました。「にんじんの種って白いんだね」「枝豆の種は白い豆だよ」「においがしないね」などと、気付いたことや感じたことを言いながら進めました。
 栽培を始めたある日、「ブロッコリーが大変だよ!!」「疲れてる!?」と、ブロッコリーの様子に驚いた子どもたちがみんなに知らせました。「どうしてこうなってしまったのか」「どうしたらいいのか」など話し合いました。こうして野菜への思いは一段と高まりました。
 そんなある日、「小さい虫がたくさんついてる!」「みんなに知らせた方がいいね」と言う声をきっかけに、みんなが集まりました。「(どんな虫か)分からないけど、虫がたくさんついて気持ち悪い」「アブラムシでしょ」「このままだったら腐るよ」と話し考え合って、翌日もう一度解決策を話し合うことになりました。「水をいっぱいかける(洗い流す)」「歯ブラシで擦る」「テントウムシを捕まえる」「薬を作って吹きかける」などいろいろな工夫を試してみました。

エピソードをご紹介ください
 

貴園のエピソードをお寄せください。「えぴそーど」のコーナーに掲載いたします。

ご連絡はメールフォームまたは電話(03-3442-1005)にて受け付けています。

 
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"見えた!?科学する心"は、次回は5月21日(月)に更新です。テーマは【環境を活かす】〜身近に親しみ進んでかかわる〜です。

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