皆様から寄せられた応募論文の中から選び出した様々な事例、印象に残った子どもたちの一言などのご紹介を中心に、毎月第1・第3月曜日に更新いたします。
2006年度
年間スケジュール
テーマ
試行錯誤
応募いただいた論文の中の事例をご紹介いたします。
写真をクリックすると、詳細が表示されます。
やったあ!自動で動いた!
「科学する心」を育むしくみ
小垣江東幼稚園(愛知県)
実践事例集Vol.3
の33・34頁の事例です
住吉幼稚園(愛知県)
実践事例集Vol.3
の1・2頁の事例です
思いを実現しようとするたくましさを支える「科学する心」
子どもたちは遊びの中で楽しさを味わうばかりでなく、困難や葛藤を味わい、自分の力で乗り越える経験をしています。「〇〇したい!」という思いや目的があるので、思いを実現するために試行錯誤する場面では、興味や関心をもった対象に思うままにかかわるばかりでなく、考えや工夫が引き出されて繰り返し取り組む姿が見られます。小垣江東幼稚園の事例は「不思議に思い考える心」「分かったとき、解決したときの喜び」「考え創り出していく喜び」といった「科学する心」が遊びの展開に結びついています。住吉幼稚園の事例は、こうした「科学する心」を育むしくみを分かりやすく構造図や事例で示されています。
実践事例集vol.3は
http://www.sony-ef.or.jp/preschool/practice/
へ
応募いただいた論文の中から子どもたちの素敵な一言をご紹介いたします。
けやの森学園幼稚舎(埼玉県)
週2回出かけていって楽しんでいる「林遊び」。林では3歳から5歳までの子どもたちがそれぞれ夢中になって自然の中での遊びを楽しんでいる。
モグラの穴に興味を持ち、夢中になっている子どもたちがいる。
それは、フカフカの土に棒をさして、「刺さる」「刺さらない」など土の感触を味わう遊びから始まった。土を木の枝で刺していると「??トンネルになってるよ」と気付き、「この棒入れたら、こんなに入ったよ」「僕の棒も入れてみる」「ねえ、僕の棒と比べてみて。どっちが長い?」などやりとりから長い棒を探して穴に入れ、「ここまでしかいかないよ」と、穴への興味が高くなって探索が始まった。「どうしてその先にいかないの」「だって、棒が硬くて曲がらないから、穴に入らないよ」「じゃ、どうしたらいい?穴はつながっているのに…」
こうして穴への関心が高くなり保育者がホースを近くに設定するとすぐに使って、穴の様子が次第に分かっていくほどに、遊びは続いていった。カーブしたりぶつかったりなど穴の様子を伝えながら、長いホースがどんどん入る。ホースの長さは園バスの長さ(約3m)もある。「モグラの穴」と分かってくると、さっそく図鑑で調べ、園の図鑑では分からないと図書館で図鑑を借りたり、家で調べてきたりした。
みんなで熱心に調べモグラのことを知ると、林の穴もモグラもさらに身近に感じて…。園の生活でも「モグラ遊び」が展開された。子どもの好きな木の枝、土の穴は、「科学する心」を育む言葉も引き出している。
現場の先生方からお寄せ頂いたエピソードをご紹介します。
「鳥の巣箱を作ろう」 茨城大学教育学部附属幼稚園(茨城県)から
トンボが来るようにと願って、子どもたちが試行錯誤して作った池は、今もみんなで大事にしています。5歳児は、水を入れ替えてきれいにするためタンクの中を調べたり、池にいるメダカのために水の温度を調べたりします。
今年は「鳥を呼ぼう」と餌場を作るなど、池の周りに工夫をしています。
そして、鳥の巣箱作りにも挑戦!!
巣箱になるように、形を切り、金槌で釘を打って止めます。そして、ペンキを塗って仕上げます。友達と相談し、協力して作りました。そのため、様々な作り方でいろいろな巣箱ができました。
あるグループは巣箱を組み立てる時、釘を打ちやすいように積み木を支えにしました。積み木の台や支えにするために、微妙な高さを調節する必要があることが分かり、協力して積み木を選んだり運んだり押さえたりして作りました。
色を塗る時は、仕上げという喜びいっぱいの笑顔で相談していました。
「ぜひ紹介したい!!」という出来事、子どもたちや保護者の方々の大ニュースになった話題、心温まるエピソード、園独自の特徴的な取り組みなどをお寄せください。「えぴそーど」のコーナーでご紹介いたします。
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"見えた!?科学する心"は、次回は11月6日(月)に更新です。テーマは【命】"命の大切さに気付く"です。
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