皆様から寄せられた応募論文の中から選び出した様々な事例、印象に残った子どもたちの一言などのご紹介を中心に、毎月第1・第3月曜日に更新いたします。
2006年度
年間スケジュール
テーマ
なぜ?どうして?
応募いただいた論文の中の事例をご紹介いたします。
写真をクリックすると、詳細が表示されます。
アメンボが来た!
クリームが作りたい!
千代田区立昌平幼稚園(東京都)
実践事例集vol.3の19・20頁の事例です
刈谷市立小垣江東幼稚園(愛知県)
思い通りにならないのはどうして?
子どもたちが「なぜ?」「どうして?」と心を動かして意欲的に活動する姿は、どのような場面が多いですか?「知っていることと違う」「思ったことや想像したことと違う」「今まで(さっきまで、昨日まで、去年)と違う」「友達と違う」などといろいろな状況があると思います。今回は、「思い通りにならないのはどうして?」と、不思議や疑問を感じながら意欲的に遊ぶ子どもたちの事例です。子どもたちが疑問を感じたことをきっかけにして友達と一緒に活動することで、考えや工夫を出し合って疑問を解消したり、共通の目的が明確になって進んで遊んだりしていることがよく分かる事例です。不思議や疑問に出会う姿に、科学する心が見えます。
実践事例集vol.3は
http://www.sony-ef.or.jp/preschool/practice/
へ
応募いただいた論文の中から子どもたちの素敵な一言をご紹介いたします。
山鳩保育園(京都府)
「トマトが病気?」と心配になるほど、細長いフルーツトマトの下の方が黒くなっているのを見つけて話題になりました。割ってみると虫が入っているトマトがありました。「虫が食べ過ぎて腐ったんちゃう?」と虫探しをしたが、他には見当たりません。
翌日、「先生!黒くなってるトマトあったで!この写真といっしょやんなぁ?」と持ってきた絵本の写真を見せて「“尻ぐされ”っていうねんて」「水やりちゃんとやらなあかん。肥料もいっぱいあげなあかん」と知らせてきた子どもがいました。
そして、保育者だけでなく他のグループの子どもたちにも知らせていました。
育てていたのは、フルーツトマトだけではなく数種類のトマトです。しかも脇芽を育てて「子トマト」「孫トマト」の栽培にも挑戦しているので、これほどまでに注意深く観察してトマトの病気や虫に気付き、絵本で情報を集めることまでしているのです。また、3歳児から5歳児までの縦割のグループで育てているので、5歳児にはリーダーとしての責任も芽生えているのです。
栽培物、飼育物には「生きている」からこそいろいろな状況が起こります。小さな変化に気付き、「なぜ?」「どうして?」「どのようにかかわったらいいのか?」と考えて意欲的に飼育栽培活動をしている子どもたちのことばです。
現場の先生方からお寄せ頂いたエピソードをご紹介します。
長池幼稚園(大阪府)から
昨年度「動くおもちゃの本」を保育室に置いたところ、子どもたちが動く舟にとても興味を持って「作りたい作りたい!」という声が聞かれました。「もう5歳児年長組だから…自分たちで作る力がある」と判断して見守ることにしました。しかし、必要な素材をそろえることがなかなかできなくて作業が進まず、飽きてやめる子がいました。そこで、本年度はこの本を出す前に素材をある程度そろえて、子どもの要求に応じられるように準備しておきました。また、動く船の部分を拡大コピーして漢字には仮名をふり、興味を持った時によく見えるようにしました。そうして始めた動く船作りでは、友達同士で本やコピーを読み合い、必要な材料をそろえて自分たちで作り出しました。集中力も持続し、何度失敗してもあきらめずに作業を進めていました。いろいろな種類の船が出来上がり、園庭の川に浮かべました。うまく進まないと作り直して、何度も川に浮かべに行っていました。
保育者がどの部分を子どもたちの積極性に任せ、どの部分を援助するのかによって、子どもの集中力や積極性に変化が見られることが分かりました。
「ぜひ紹介したい!!」という出来事、子どもたちや保護者の方々の大ニュースになった話題、心温まるエピソード、園独自の特徴的な取り組みなどをお寄せください。「えぴそーど」のコーナーでご紹介いたします。
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"見えた!?科学する心"は、次回は9月4日(月)に更新です。テーマは【自然とかかわる】"進んで自然とかかわる体験"です。
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