見えた!?科学する心


皆様から寄せられた応募論文の中から選び出した様々な事例、印象に残った子どもたちの一言などのご紹介を中心に、毎月第1・第3月曜日に更新いたします。

Vol.26

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応募いただいた論文の中の事例をご紹介いたします。
写真をクリックすると、詳細が表示されます。

トマト家族を育てよう

わき芽を残す?
山鳩保育園(京都府)
 
立花愛の園幼稚園(兵庫県)
山鳩保育園(京都府)
実践事例集vol.3の17・18頁の事例です
立花愛の園幼稚園(兵庫県)
実践事例集vol.3の27・28頁の事例の抜粋です


トマトの脇芽とり

  夏に楽しむ野菜や草花の栽培活動が始まる時期になりました。「何を栽培するのか」「どこでどのように栽培するのか」など計画的に、そして子どもたちの活動に位置づくよう、様々な指導の工夫がされていることが多くの事例から伝わってきます。特に昨年度の論文にはトマトの「脇芽とり」や「匂いの秘密」に関する事例が多く見られました。山鳩保育園の事例は、「トマトの脇芽からトマト家族を育てる」という目的をもって、様々な気付きを楽しみながら栽培活動を進めた事例です。また、立花愛の園幼稚園の事例は、トマトの茎を間違えて折ってしまった幼児が、保育者や友達のかかわりにより「脇芽を育てればいい」と気付いた事例です。これらの事例から、栽培活動を通して多くのことに気付き「科学する心」が育まれる子どもたちの様子がうかがえます。

実践事例集vol.3を掲載しています!!http://www.sony-ef.or.jp/preschool/practice/index.html

応募いただいた論文の中から子どもたちの素敵な一言をご紹介いたします。
刈谷市立富士松北幼稚園(愛知県)


  トウモロコシの種から育てた苗は、5月のある日「なんだか狭そう」「畑にお引越し?」と気付いた子どもたちにより、畑に植え替えられました。その日から、栽培活動も園庭から畑へと広がりました。種から育て移植するという中では、「思うように育たない」「みんな、同じようにはならない」という経験もしました。そうした経験を重ねることで、実のふさ(花柱・柱頭)に興味をもち「ふさふさ面白い」「何これ、おひげみたい」と感触を楽しんだり、ふさの様子から収穫時期に気付いたりして収穫まで熱心に活動することができました。
  夏休みになり収穫時期を逃したトウモロコシを見て「種をとるのもいいよね」「何でも種がとれるんだよ。また畑に植えて増やそう!」と言った友達のことばをきっかけに、「種って、どうやってとるの?」とみんなで考えました。「知ってるかもしれない」という職員のMさんに教えてもらった方法で、種取り をしました。
  「なんだか狭そう」と気付くことで植え替える必要がわかり、収穫時期を逃したらしいトウモロコシを感じ取ることで「種をとるのもいいね」と気付いて種取りの活動を進めることができました。

現場の先生方からお寄せ頂いたエピソードをご紹介します。
【さくら保育園(福井県)から】
 つつじの花で色水を作って遊びました。つつじの花を取る時「どんな色がいいかなぁ…」「ちっちゃくてもいいんかな?」「茶色くなってて、色でるんかな?」などとつぶやいたり相談したりしながら、熱心に大事そうに取っていました。いよいよ色水作り。透明カップや正方形のガーゼ、ペットボトルを準備して、始めました。透明カップにバケツから使う水を少しとります。ガーゼの真ん中に花を置いて、水の入ったカップの中で「ぎゅー」とガーゼをしぼり…「でてきたー!」と声が上がりました。「先生見てー」と色のついたガーゼを見せる子もいます。できた色水は、少しずつペットボトルにためていきました。ペットボトルがいっぱいになると「色水ペットボトルの完成!」その後、おやつの時間にそのペットボトルを置いて、「ジュースやジュース!飲んでいいか?」と、“うそっこ飲み”をしてはしゃぐ姿がありました。「僕の方が茶色や」と友達と比べて、一人一人色が違うことに気付いていました。

    「ぜひ紹介したい!!」という出来事、子どもたちや保護者の方々の大ニュースになった話題、心温まるエピソード、園独自の特徴的な取り組みなどをお寄せください。「えぴそーど」のコーナーでご紹介いたします。
ご連絡はメールフォームにて受け付けています。
 

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"見えた!?科学する心"は、次回は6月5日(月)に更新です。テーマは【土】"堆肥を作る"です。
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