皆様から寄せられた応募論文の中から選び出した様々な事例、印象に残った子どもたちの一言などのご紹介を中心に、毎月第1・第3月曜日に更新いたします。
2006年度
年間スケジュール
テーマ
心のゆさぶり
応募いただいた論文の中の事例をご紹介いたします。
写真をクリックすると、詳細が表示されます。
「草で遊ぼう」
そらまめくん
岡崎市島坂保育園(愛知県)
実践事例集vol.3の13・14頁の事例です
本城東幼稚園(福岡県)
引き出される感性、想像性、好奇心
園庭で、きれいな草花、イチゴや絹さやなどの花や実を楽しめる春。散歩に出かけた子どもたちは「きれい」「かわいいね」「いっぱいある」と、口々に気付いたものや思ったことを言葉にします。岡崎市島坂保育園の事例は、そうした春の散歩で、感性や好奇心を発揮して楽しむ子どもたちの姿に添ったかかわりをし、さらに園の活動につなげて心をゆさぶる工夫をした実践です。また、本城東幼稚園の事例は、グリンピースやそら豆などの栽培活動に加え、絵本との出会いを大切にしたことで、想像性豊かに活動を楽しみながら「科学する心」が育まれた実践です。子どもたちの「心のゆさぶり」を図る保育の工夫が、自然・人・物とのかかわりを豊かにし、「科学する心を育てる」ことに結びつく手がかりが見えてきます。
実践事例集vol.3を掲載しています!!
http://www.sony-ef.or.jp/preschool/practice/index.html
応募いただいた論文の中から子どもたちの素敵な一言をご紹介いたします。
刈谷市立小垣江東幼稚園(愛知県)
「(持ってきた)バケツに入っているのは何かな?」と聞く保育者に、A児は喜んで「カエルの卵」と答えました。友達も集まってきて、「うわぁ、すげー」「本物、初めて見た」「黒いプチプチがある」「黒いプチプチと白いプチプチがあるよ」「白いのは、半分白で半分黒」など口々に気付いたことを伝え合っていると、C児が、「もっと、水がたくさんある所に入れた方がいいんだよ」「みんなでお家を作ればいいじゃん」と考えを出しました。
そこで、飼育図鑑で調べて“カエルの卵のお家作り”が始まりました。保育者はよい機会と考えて「幼稚園の中じゃなくて、外で飼えるようにしようか?」と提案すると、「いいね、畑の近くがいいよ」と、昨年クワイの水栽培をした時に自然にオタマジャクシが生まれた経験を思い出して言いました。
中学校のビオトープを見に行き、魚やアメンボを見つけ、土や水草を少しもらって帰りました。プラスチックの箱に、水や土、水草を入れて、“カエルの卵のお家”(ミニビオトープ)ができました。「カエルの卵のお家を作ればいい」という『ことばのたね』は、言葉に心を揺さぶられ気付きや考えを出し合えた友達や保育者、そして調べたり工夫に気付けたりする環境によって育ったのです。
現場の先生方からお寄せ頂いたエピソードをご紹介します。
【文京区立湯島幼稚園(東京都)から】
4歳児が「小さいから〜できない」と体格に関することで気がかりなやりとりをしていたことをきっかけに、教師間で教材研究をし、パネルシアターを作りました。
その話には、優しく働き者のアリ、ジャンプが得意のバッタ、優しく力持ちのカブトムシ、遠くに飛べるトンボが登場します。子どもたちはそれぞれの昆虫としての特長を感じながらも、「ジャンプ遊びはできないだろう」とバッタに断られ、「相撲はできないだろう」とカブトムシに断られる小さなアリへの思いが次第に高まっていきました。岩の間に卵を落としたトンボを助けるために、バッタが草を押え、カブトムシが岩を持ち上げ、アリが卵を池に戻すという協力した場面では、応援する姿が見られました。
この後、「小さいから〜できない」と言う言葉は聞かれなくなりました。私たち教師も、子どもたちの心をゆさぶり、教師の願いの込められた教材を提示できた喜びを実感!感激!!都会の園なので限られた環境ですが、子どもたちが自然にかかわる実体験を大切にしています。その体験に加え、子どもたちにメッセージを届ける教材をこれからも工夫したいと思います。
「ぜひ紹介したい!!」という出来事、子どもたちや保護者の方々の大ニュースになった話題、心温まるエピソード、園独自の特徴的な取り組みなどをお寄せください。「えぴそーど」のコーナーでご紹介いたします。
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"見えた!?科学する心"は、次回は5月1日(月)に更新です。テーマは【虫】
"
知ってる虫、知らない虫"です。
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