公益財団法人 ソニー教育財団
科学する心を育てる ソニー幼児教育支援プログラム

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論文募集

2011年度最優秀園 論文概要

社会福祉法人謝徳会るんびにー保育園(愛知県)

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テーマ:
“心ドキドキ、ワクワク”ふしぎ発見
『水の中にも虹ってできるの? 〜体験を通して虹を知ろう〜 』

子どもたちは自分から関心をもち、“やってみよう”“すごい”と面白さを感じる主体的な取り組みから、興味の対象を探り、達成感を味わう体験をしている。また、心を揺さぶられる共通体験を通して、友達と伝え合い、心の動く体験が広がっていく。こうした体験により『科学する心』が育まれると捉えた。そこで、子どもたちが自然にかかわる遊びを通して、“ドキドキワクワク”に出会い、“みてみて”の好奇心や“なぜ、どうして”の不思議さの発見をすることで、心の豊かさや創造性の芽生えを育みたいと考えた。そのために保育者は、子どもたちの気持ちに寄り添う環境を整え、働き掛けることによって心情と感性の育ちにつなげていった。

偶然見えた“虹”に興味をもった5歳児は、虹を探したり、作ったりする遊びを展開した。3,4歳児はサトウキビの栽培や収穫を楽しみ、それがジュース作りや紙作りなどの多様な体験に広がった。また、風船から様々な音を出せることや声が聞こえる不思議さに興味をもって、風船電話遊びを行ない、声が伝わる面白さを楽しんだりした。

保育者は探求を深める子どもに寄り添い、共感しながら、一緒に環境を整えたり知恵を出し合ったりして、「科学する心」が育つ援助をしていきたいと考えた。

大和郡山市立片桐西幼稚園 (奈良県)

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テーマ:
忍者の世界 〜“なる”ことから「科学する心」を耕す〜

「科学する心」を育てるためには、子どもが自ら心を動かしていることに注目し、子どもの心の土台を耕していく必要があると共通理解をした。そして、年間を通して子どもたちが夢中になった“忍者になる”遊びに着目し、子どもが自ら心を動かして、見たり、感じたり、考えたり、工夫したりしていく過程の中に、子どもの「科学する心」が潜んでいるのではないかと考えた。

忍者の世界をイメージして“なる”ために創意工夫する子どもは、これまでの自然やものとのかかわりを生かして遊びを展開していた。そして、「自分でない自分になることに喜びを感じたり、自分との違いに気付いたりする」「見えないものが見えたり、感じられないことが感じられたりする」「分からないことが分かったり、できないことができたりする」体験を重ねた。また、“なる”ためには難しいことやできないことに挑戦することで「自分を客観的に見つめ、自分と向き合い、自分の力に気付く」体験をし、友達と意欲的にかかわることで「友達から気付かされたり、友達のよさや違いにも気付いたりする」体験をしていた。このような豊かな体験により、「科学する心」が育まれていった。

そのために保育者は、一人一人が心を動かすことに気付き、子どもと共に感動したり、不思議に思ったり、考えたり、悩んだり、調べたりなどできる心の動きをもち合わせることが大切であると考えた。

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