「幼児、教師、保護者の科学する心を育てる」
〜自然にかかわることを楽しみ体験を積み重ねることを通して〜 |
- 科学する心を育てるには?
幼稚園の生活の中で<環境の構成><教師の指導・援助><保護者と共に>という観点で実践を積み重ねてきた。
本園は、再開発に伴う変化の著しい地域にあり、高層の集合住宅に住む幼児たちにとって、就園前に自然とかかわる経験が少ないという実態があった。
- 自然とかかわり心が揺れ動く!
自然とかかわる直接体験を通して、友達・教師・保護者と響きあい、伝え合うことを大事にしていった。それらは、意欲・心情・態度の育成につながり、幼児はたくさんの学びを経験していった。
その過程で幼児が考え、働きかけ、表現することを積み重ねることが「科学する心―豊かな感性と創造性の芽生えを育む」と捉えた。
もっとやりたい!もっと知りたい!
異年齢の伝え合い・育ちあい、活動に参加して得られた保護者の姿、より専門性を高める教師の意識等、実践を通して得た学びをもとに、幼児・教師・保護者が「どのように変容していったか」「変容を支えた要因は何か」を明らかにし、より良い教育の在り方を考えていった。
|
| ◆評価されたポイント |
| 入園するまで虫とのかかわりが少なかった子どもたちが、園生活の中で興味をもち、観たり触れたり、捕まえて飼育したりする経験を重ねて、虫と親しむ情報やかかわり方を学んでいます。また、5歳児の姿をモデルにして虫への興味や思いを実現しようとする4歳児の姿や、それを受け止め、更に探求して虫への興味や知識を深め、4歳児に伝える5歳児の交流も、主題に迫る実践です。保護者とのかかわりも効果的に取り入れられ、自然や人とのかかわりで「科学する心」が育まれていることが伝わります。 |