![]() |
||||
|
2007/01/18更新
|
益地先生 : |
あの子だけがあれをしたの?他の子はどうだったか? |
田村 : |
手洗い場近くであの遊びを繰り返していた。「見て見て。」と言っても他の幼児は、自分の遊びが一生懸命だったが、たまたま水をくみに来た男の子に言ったことで、「Kくん、いいね。」と認めてもらった。うれしくなって、「ぼくが教えてあげるよ。」と言い、その子も面白がって繰り返している様子が見られた。 |
益地先生 : |
最後は水がなくなったら、どうしたのだろう? |
田村 : |
なくなったら、また汲みに行きました、水道の横だったので。 |
益地 : |
これは『科学の目』。あの子は楽しんでいた。 |
保育士 : |
すごく楽しそうだった。気になったのは、保育所の3歳児だったら、ビデオを写している教師に「見て見て!」と働きかけただろう。でも、あの子は映されているのを感じないくらい、すごく集中していた。すごいキラキラした発見、この子の大発見だと感じた。周囲の幼児に誘いかけたり友達が仕掛けたりしたのかが見たかった。 |
保育士 : |
教師の言葉の返しがあったが、幼児の心情をどうとらえたのか、どんな気持ちで見ていたのか、それが「科学する心」につながっていくのでは…。 |
田村 : |
砂場での遊びからこの遊びへと移ってきた。面白いことを発見したのだなと気付き、 ビデオを持って追った。泡が出てきたことに関心をもち、「どこから泡が…」「水はどこへ…」「ポタポタ」という音と一緒に、視覚と音が重なって不思議さを感じ、何回も繰り返していた。水の渦が見られ、水の流れが速くなり、音も大きくなり、「わぁー!」と大きな歓声をあげた。3歳児は、五感を通して感動を繰り返していくことが大切。 |
幼稚園教諭 : |
さっきの場面に泥が入ると、面白いのではと話していた。今度は泥が一緒になってよかった。教師の意図は…?どうしてこのような声かけをしたのか?5歳児はいなかったのか、周囲の状況が知りたい。私が担任なら、教師は言葉を抑えて幼児に自由に発想させただろう。教師の声が多かったのでは? |
益地 : |
あれが「科学する心」か?水を流しているところに芽生えているのかな? |
津島
(星ヶ丘小) : |
子どもたちのしている体験、遊びの中から、それを科学につなげていくのが教師の出番、どういう目的で子どもにどういうことを感じさせたいのか,そこが教師の役割。そこに教師の言葉かけが必要。試行錯誤を幼児にさせるように、小学校ならビデオのような言葉かけをするであろう。 |
田村 : |
5歳児はいなかった。一人の幼児が始めたこの遊びが何日間も続き、5〜6人が集まりパイプを傾けていたが、だんだん倒れて何回しても吹き上がらなくなった。その時間が長かったので、ついつい教師が傾斜を作るということに気付かせようとして言葉が多くなったことを反省した。幼児には必要性があったのか、もっと自由にさせた方がよかったのではないか。「科学する心」で考えさせよう気付かせようという思いが、心の中にあったからではないかなど、振り返って考えることができた。 5歳児では知的好奇心、3歳児では共感が教師の役割として大切。幼児がどうしたいと思っているのか、教師が敏感に対応することが教師の役割としてとても重要。反省材料として提示。最初のビデオも幼児の姿も見ていこうという教師の姿勢から見つけた姿。これからもしっかり見ていこうと再認識した。 |
| 自然事象・生き物・表現…指導計画・幼児理解などカテゴリー別に事例を紹介。 |
| 発表会や研究会の紹介。過去の内容を知りたい方、これから参加されたい方は必見! |
| 優れた実践を募集!応募要項・過去入選論文を紹介。様々な助成を受けるための第一歩。 |
| 主題「科学する心」とは。「科学する心を育てる」とは…。 実践事例や講演会を手がかりに探ろう |