公益財団法人 ソニー教育財団
科学する心を育てる ソニー幼児教育支援プログラム

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論文募集

岡崎市緑丘保育園・島坂保育園 実践提案研究会開催レポート

講 演「学びあい 育ち合う」

岡崎女子短期大学、幼児教育学科教授の林陽子先生
I.幼児期の学びの筋道
  1. 「不思議だな」という気持ちを持つ(感じる)
    1. 「これ、なんだろう?」
    2. 「これ、どうなっているんだろう?」(しくみ)
    3. 「どうして、こうなってしまうのだろう?」
    4. 「これからこの先、これはどうなっていくだろう?」(時の流れ、未来)
  2. 試したり、確かめたりする
    1. 五感…触る・においを嗅ぐ・肌で感じる・指先で感じる・体感
    2. 指先で操作して → 体全体で操作して → 足腰をしなやかに動かして
    3. ひとりでする → 誰かとやってる
    4. 発した言葉・表情・身体表現・表出でわかる・感じたことを出していく
  3. わかる(深く)
    子ども一人ひとりわかり方が違う…その子なりの独特なわかり方
  4. わかったことを広げていく(客観化できる)
    1. もう少し続けてみるとどうなるか
    2. 色々な方向に広げていく
    3. わかった(主観)ことを誰かに伝えていく(客観化)
II.幼児期の学びに必要なこと
  1. 豊かな感性(子ども)
  2. 自由に、巧に、操作できる
    1. しなやかな手(両手)・指になっていること
    2. 強い足・腰
    3. 大人の学ぶことと子どもの学ぶことは違う
  3. 言葉(言葉に代わるもの)
    1. 言葉の役割・機能
      1. 伝える
      2. 物事を筋道立てて考える道具の1つ
      3. 動作・行動・行為を確実なものにする
    2. 子どもの言葉(表出)はリピートできない…一過性
    3. 保育者は聞き取る
  4. 友達・仲間
    1. 「仲間をくぐって育つ」…子どもの育ちそのもの
    2. 「依存−自立」の間を行ったり、来たりして育つ
  5. 大人との信頼
    安心できる大人と信頼できる大人の存在
    1. 色々なことを知らなくても、一緒に調べてくれる、考えてくれる
    2. 一緒に発見し、感動する
III.子どもの特性(大人になると忘れがちになる、弱くなる)
  1. (ちょっとした)同じところと(ちょっとした)違うところが瞬時にわかる
  2. 子どもは繰り返し、繰り返しわかっていく
    =飽きずに同じ事をする、言葉で整理しながら確かめていく
  3. わかりたい、できるようになりたいという気持ちが次から次へと出て来る(沸いてくる)
    =1つわかると10疑問が出るほどに、わかりたい。これでよしということがない。
    条件がそろわないからできないということはではなく、状況を探せばやれそうな気がしてくる。
  4. わかった時、できた時の喜びがとてつもなく大きい
  5. (意外と)筋道を立てて考えることが好き
  6. 考え方にパターンがある
    1. 分類する
    2. 順序立ててみる(大→小、濃→淡)
    3. 比較する …好きで得意
    *モンッテソーリ「子どもは秩序が好き!子どもから発見することは多い」

『科学する心を子どもと共有して欲しい、それによって大人も子どもも科学する心が育つ』
『子どもは科学する心をもった存在そのもの』

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