
緑丘保育園 実践発表会開催レポート
主題『科学する心を育てる』
〜自然っておもしろい、自然の営みに触れ科学する心を育もう〜
〔2007年6月30日(土)開催〕
2006年度の優秀プロジェクト園である岡崎市緑丘保育園の実践発表会では、3歳児から5歳児が混合で生活している各クラスで、飼育物や栽培物、野菜などの自然に関する経験が重ねられていることが伝わってくる公開保育が実施されました。また、展示や体験コーナーも設定され、参加者自身が体験する喜びを味わうことができました。午後の研究発表会では主題「科学する心を育てる」に関する過去5年間の保育や研究を発表し、その間の研究にかかわられた先生方によるパネルディスカッションが行われました。最後に「思いやりの心を育む」というテーマで、東京未来大学教授 田中 マユミ先生による記念講演がありました。
3歳児から5歳児が混合で生活している3つのクラスでの、遊びの様子をご紹介いたします。どのクラスでも、蚕にかかわったり世話をしたりする姿が見られました。飼育物や栽培物など、自然とのかかわりを豊かにする環境、一斉活動での内容など、クラスごとに子どもに応じた工夫がありました。
機織りコーナー、タンポポコーヒー試飲コーナー、繭を使ったコースター作りコーナー、繭の糸取り体験の4つの体験コーナーが設けられ、参加された多くの先生方が体験を楽しまれました。
また、発表会の会場内では、環境教育に関するポスターセッションも行われました。その感想の1部をご紹介いたします。
自然ととことん関わり、その楽しさや達成感を味わい経験をした「蚕を育てよう」「たんぽぽで遊ぼう」「身近な自然で遊ぼう」の3つの活動中心に実践を紹介し、様々な事象に主体的に関わろうとする心持ちの変化につながり学びの芽生えや、科学する心の育ち合いを捉えた研究発表をご紹介いたします。
5年間の研究にかかわられた7名の先生によるパネルディスカッションが行われました。「保育の充実のために 保育の現場で研究するとは」「実践と具体的な成果」「乳幼児期の科学する心」の3つの視点で進められました。
講師 東京未来大学教授 田中 マユミ先生より「思いやりの心を育む」というテーマで、記念講演がありました。当日の保育の場面を取り上げて、「蚕、昆虫、ザリガニらの飼育を通して、身近な自然への愛情や飼育物への思いやりが育つ」という話から始まり、子どもの発達や思いやりの行動について話されました。
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