2007/02/13更新

身近な森を探検して自然に親しみ感じたことば。
みんなで蒔いたどんぐりの芽を見て出てきたことば。

 10月、3歳児が、喜んでどんぐり拾いにでかけたのですが、なかなか見つかりません。どんぐりが少ないので、「葉っぱの下にあった」「あっちのほう(道のないところ)を探しに行こう」などと3歳児なりに考えたり情報を伝え合ったりして探します。
 「大きな葉っぱだ」「赤いきれいな葉っぱ」「面白い形」など、木の葉ももちろん集めます。きのこを見つけると、「食べられるかな?」「これは毒キノコじゃない?」と、きのこに注目して、想像したり考えたりして判断するやりとりも聞かれます。

 こうして森での遊びを楽しみましたが、やはりどんぐりが少なかったことは、子どもたちの心に残りました。
 ある日、友達がおばあちゃんの家からどんぐりやまつぼっくりを持ってきてくれた時、「どんぐりを蒔いてみよう」ということになり、保育室で栽培しました。
 どんぐりの芽がたくさん出て、「ばんざ〜い!」と大喜び。
 「でも、こんなにたくさんどんぐりの木ができちゃったらどうしよう」と、木が生長することをイメージしている声もありました。

 近隣の森での探索や探検を、継続的に楽しめるように実践されています。森の環境は3歳児の生活に位置づいています。
 3歳児が、喜んでどんぐり拾いにでかけたのになかなか見つからないため、どこにあったのかという言葉は、3歳児なりに貴重な情報として伝わったと思われます。また、落ち葉やきのこを見つけ、森での遊びを楽しみましたが、やはりどんぐりが少なかったことは子どもたちの心に残ったことも想像できます。
 そのため、「友達がおばあちゃんの家からどんぐりやまつぼっくりを持ってきてくれた」という出来事は、「どんぐりを蒔いてみよう」という例年にない活動につながりました。保育者が「身近にどんぐりの発芽や生長を見ることは、森への興味の広がりにもつながる」という思いをもって保育室で栽培することで、どんぐりの芽がたくさん出た驚きや喜びを身近で実感することができました。
 「でも、こんなにたくさんどんぐりの木ができちゃったらどうしよう」と、木が生長することをイメージしている声もあり、小さな芽とどんぐりの木を結びつけることができたのです。

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