広島大学附属三原幼稚園 実践提案研究会 開催速報

12月4日(金)に2008年度の優良プロジェクト園である広島大学附属三原幼稚園にて、実践提案研究会が開催されました。今回は、広島大学附属三原学校園開催の幼小中一貫教育研究会(4日・5日)との共催で実施し、県内外の公立・私立の幼稚園・保育所から100名を超える先生方・学生の方々の参加がありました。
「子どもの経験を階層的に生かす幼小連携カリキュラムの開発〜自然事象に焦点を当てて〜」をテーマに、公開保育、協議会、講演会が行われました。
公開保育


4歳児は暖かな日差しの園庭で思い切り体を動かして遊んだ後、「光と影を感じて楽しむ」活動をしました。ポリ袋、カラーセロファン、自然物(落ち葉や小枝など)を使って思い思いのイメージでお面、マント、ステッキなどを作り、それを身に付けてお化けに変身。保育室を真っ暗にしてライトを当てると壁や白いカーテンにいろいろな形や色の影が映り、音楽に合わせて踊ると影たちも踊り出し、まさに「光と影を楽しむ」体験ができました。
5歳児はグループごとに作った「万華鏡の家(天井や窓に透明ビニールやカラーセロファンなどを張って作った)」を更に迷路でつなぎ、広い遊戯室で「お家迷路」に発展させて楽しんでいました。大きな窓から入る明るい日差しが家や迷路に張ったビニールやセロファンを通して美しい色を映す様子や、ミラーテープの装飾が光に反射して壁や床に映ることなどに気付き、その特徴を活かした仕掛けや装飾を工夫していました。
協議会
幼稚園の保育と小学校の学習内容に関連付けた「発見・表現の時間」についての概要に続き、幼小連携カリキュラム開発の研究の経緯について説明がありました。更に、幼稚園と小学校それぞれの実践例や成果についての発表がありました。幼小共に、子どもたちが五感を働かせて試行錯誤しながら直接、物事に働きかけることを大切にしているというお話もありました。
以上の発表を受けて、広島大学大学院教育学研究科の井上弥先生、朝倉淳先生より、指導・助言がありました。
講演会

大阪教育大学名誉教授・元大阪教育大学附属 幼稚園長の有賀正裕先生に「科学心の芽生えと育ち」というテーマでご講演をいただきまし た。9月の実践提案研究会に引き続き、ワーク ショップも取り込まれ、保育者・教師自身が不思議や疑問を抱いたり、「あっそうか」という気付きや発見に心が動いたりすることが大事というメッセージをいただきました。

