自然教室「科学の泉−子ども夢教室」参加小・中学生募集
塾長: ノーベル化学賞受賞 白川英樹博士
「第5回 科学の泉―子ども夢教室」参加者の募集は4/19(日)をもちまして締切ました。 たくさんのご応募ありがとうございました。書類選考結果は5月中旬頃ご連絡する予定です。 また、次回の募集につきましては、2010年3月頃にお知らせいたします。
- 【実施期間】
- 2009年8月9日(日)〜14日(金)
- 【開催地】
- 長野県北安曇野郡白馬村
- 【募集期間】
- 2009年3月3日(火)から4月19日(日)まで
財団法人ソニー教育財団(理事長 出井伸之)は、ソニー創立者 井深大と盛田昭夫が、「日本の子どもたちの科学教育向上に貢献したい」という願いから、1959年より教育支援活動を続け、今年で50周年を迎えます。
「科学の泉- 子ども夢教室」は夏休み期間中行なわれる自然教室で、自然や科学が大好きな小学5年生から中学2年生が対象です。全国から集まった約30名の子どもたちが、ノーベル化学賞受賞者の白川英樹先生(筑波大学名誉教授)を塾長として、自然を探究する野外活動を中心に白川先生が発見した導電性プラスチックの実験などにも取り組みます。白川先生のほかに、全国から「科学の泉」の主旨に賛同して集まった小・中学校の先生方が指導員として参加し、子どもたちの活動をサポートします。
ここで出会った仲間たちや先生方とともに自然や科学に対する興味や関心を深め、自然の不思議を追究する楽しさを味わうことを目的としています。
白川英樹博士のもと、子ども自身が興味を持った課題を探究
高山植物や昆虫、水辺に暮らす水生生物など、子ども達自身が豊かな自然の中で課題を探し、その探究方法も子ども自身で考え実行していくのが「科学の泉」の特長です。自ら見つけた課題を継続して考え追究する体験には、好奇心や創造性を育んでほしいという思いがあります。子ども達にはもちろん保護者やサポートする指導員ら大人にも気づきをもたらします。
これまでも参加者は「アメンボはなぜ水に浮くのか」「なめくじのヌルヌルの秘密」など、子どもならではの視点で自然や生き物の不思議に着目し、試行錯誤しながら活動しました。最終日には仲間たちや保護者の前で自らの活動について発表した後、白川先生より一人一人に修了証書が手渡されます。また合宿修了後にもお互いの夢を育みあえるよう、先生方や仲間たちと再会し、その後の探究活動や経験などを披露する交流会が毎年行なわれます。
![]() 自然の中で 不思議と向き合う |
![]() 仲間や先生たちと協力して 活動を進めていく |
![]() カエルの体色の変化に ついて研究発表 |
過去の「科学の泉−子ども夢教室」の様子や、2009年度募集要項はこちら
2009年度「科学の泉−子ども夢教室」実施概要
目的
参加する子どもたちは、塾長の白川英樹先生や指導員として参加する小・中学校の先生、友だちと6日間を共に過ごします。子どもたちには、観察や試行錯誤を繰り返し、じっくり追究して疑問を解き明かす楽しさを味わうことで好奇心や創造性を育み、科学に対する考えを深めるきっかけとしてほしいと思います。また指導員として参加する教員には、ここでの経験を自校での理科および教育現場で役立てていただきたいと思います。
特長
- 異学年グループによる構成での活動:
グループメンバーが力を合わせること、自立的生活の実践 - 豊かな自然の中での活動
- 自分たちで決めた探究課題を数日間にわたり追究する取り組み
- 白川先生と小・中学校教諭の指導員によるサポート
- 白川先生の研究“導電性プラスチック”の実験
- 修了後も、同年度・他年度の参加者との交流を持つことができる
期間・開催地
- 【開催期間】
- 2009年8月9日(日)〜14日(金) ※5泊6日
- 【開催地】
- 長野県北安曇郡白馬村
- 【活動場所】
- 宿泊山荘周辺の川や森林、栂池高原、
白馬中学校、 ウィング21(白馬村の公共施設)
指導者
- 【塾長】
- 白川英樹(筑波大学名誉教授)
- 【指導員】
- 全国の小・中学校の先生8名/養護の先生1名
募集
- 【募集期間】
- 2009年3月3日(火)から4月19日(日)まで
※当日消印有効 - 【応募条件】
- 2009年8月時点で小学校5年生以上中学校2年生以下の、下記条件を満たす児童・生徒
※ 今まで「科学の泉」に参加された方は、応募をご遠慮ください- 本人が参加を強く希望し、保護者も本企画の趣旨に賛同している
- 科学に興味・関心がある
- 担任または本人をよく知っている所属校の先生の推薦がある
- 5泊6日の異学年での集団生活ができる自信がある
- 【募集人員】
- 約30名
- 【応募方法】
- 下記4点の指定用紙をホームページよりダウンロード、もしくは電話にて指定用紙を申し込みの上、必要事項を記入し、郵送にてソニー教育財団までお送りください。
- 申込書
- 推薦書
- 課題作文
- 自己紹介
- 【参加費用】
- 一人20,000円(食費や教材費を一切含むが、現地までの交通費は自己負担)
- 【選考】
- 第一次選考(書類選考)を通過後、親子面接による第二次選考(5月頃の予定)を実施
応募用紙ダウンロード
- 記入用紙(申込書・推薦書・課題作文・自己紹介) (PDF: 522KB)
- 別紙 個人情報の取り扱いについて (PDF: 776KB)
- 募集要項本文 (PDF: 5.67MB)
書類送付先、応募についてのお問い合わせ先
〒140-0001
東京都品川区北品川4-2-1 御殿山アネックス2号館
財団法人 ソニー教育財団 「科学の泉」担当 宛て
TEL 03-3442-1005/FAX 03-3442-1035
参考日程 *予定の日程からは変更になる可能性があります。
- 【1日目】
- 開校式、白川先生講話「自然に学ぶ」、散策
- 【2日目】
- 自然探究活動、天体観測
- 【3日目】
- 自然探究活動、導電性プラスチック実験、中間交流会
- 【4日目】
- 自然探究活動、夜の散策
- 【5日目】
- 自然探究活動、自然探究活動(活動のまとめ)☆
- 【6日目】
- グループごとに報告
閉校式、白川先生より修了証の授与
参考:これまでの探究テーマ
- 周囲の色によるカエルの体色の変化
- 蛾プロジェクト(特徴を調べて蛾のイメージアップを図る)
- なめくじのヌルヌルの秘密
- アメンボはなぜ水に浮くことができるのか
- ミヤマカラスアゲハの生態(蝶道の追跡、りんぷん転写法による観察など)
- カエルはカエル足で泳げるのに人間はカエル足だとなぜ前に進まないのか
- 夏の湿原に咲くコバギボウシの花の向き
![]() 自然の中で好奇心を発揮し、 広範の探究活動からテーマを絞る |
![]() 実験も試行錯誤です |
![]() 白川先生より一人一人に 手渡される修了証 |
白川英樹博士より、未来を担う子どもたちへ〜
「他人のやらないことに挑戦し、深く考えることを」
子どもたちには、自然に身をおいて、いろんなことを自ら見出していく経験をたくさんしてほしいと願っています。教科書や学校で学ぶことはほんの少しです。でも、自然には未知のことがまだまだたくさんあり、新たな発見に出会うことができる宝の山なのです。よく観察し、記録し、調べる、そしてよく考えることで、大自然の中で学ぶ楽しさと、自分自身がひとりでに学ぶ楽しさを味わえることでしょう。
そして、理系は理系、文系は文系の勉強だけでは不十分です。理系であっても文学や芸術などいろんなことに触れてください。いろいろなことに好奇心をもち、知性を磨くことが大事なのです。偶然をきっかけにすばらしい発明や発見をする能力を「セレンディピティー」といいますが、ノーベル賞を受賞した導電性プラスチックについても、偶然に起きた実験の失敗から発見ができました。知性を磨かなければ、セレンディピティーのような間違いから何かを発見することはできません。そのためにも、学校の勉強だけでなく、自分自身で勉強をしてほしいのです。そして、他人のやらないことに挑戦し、深く考えることを覚えてもらいたいと思います。
<略歴>
1936年生、東京出身、小学校から高校までは岐阜県の飛騨高山で昆虫や植物に親しむ少年時代を過ごす
専門分野: 高分子化学、物質科学
東京工業大学理工学部化学工学科 卒業、同大学院理工学研究科修士課程、博士課程修了、工学博士、現 筑波大学名誉教授
1999年に電気を通さないプラスチック素材の導電性を発見、高分子化学界の常識を覆した。同研究でノーベル化学賞を2000年に受賞
ソニー教育財団の助成活動について

(ソニー創業者 /ソニー教育財団
初代理事長 井深大)
ソニー教育財団(理事長:出井伸之)の願いは、子どもたちが、自然から学び、他の人を思いやり、愛する心と豊かな感性を身につけ、そして、夢を持ち、未来を切り拓く人に育つことです。こうした願いを実現するために、科学を通して、好奇心や創造力を伸ばし、勇気をもって新しいことに挑戦していく子どもたちを育てることに情熱を持って取り組む人たちと学びの場を支援します。 1972年の設立当初より小・中学校を対象に教育助成(現:「ソニー子ども科学教育プログラム」)を行い、2001年に幼児期の豊かな感性と創造性の育成を願い、「ソニー幼児教育支援プログラム」を開始しました。また、全国の小・中学校の先生方約2,000人の自主的な研究組織である「ソニー科学教育研究会(SSTA)」の研究・研修活動を支援しています。さらに新たな活動として、2005年に小・中学生を対象にした「科学の泉―子ども夢教室」、2007年からは「ソニーものづくり教室」と、ソニー科学教育研究会と海外の科学教育研究組織との交流の支援を始めました。
ソニーは、「事業活動を行う世界の各地域において、ソニーの得意とする分野で、時代や社会のニーズに応える活動を行う」という基本方針に基づく社会貢献活動を実施しています。この中で、ソニーの持つビジネス資産である、技術、製品、さらにはグループ社員の力を活かし、より効果的な活動を意識し実施しています。次の社会を担う世代の教育と持続可能な社会の構築への貢献を目指した活動を重点分野としています。次世代の教育に関しては、創業者の井深大の時代から重点として掲げられた科学教育、さらに、エンタテインメントビジネス資産を活用した音楽・映像分野への支援を通じ、科学や芸術への関心を高めることはもとより、次世代を担う子どもたちの論理的思考や創造性を育むことを目指しています。
音楽関係では(財)ソニー音楽芸術振興会(Sony Music Foundation)を主体としてクラシック音楽を中心に振興活動を行う一方、ソニーの技術を生かして映像関連では子どもデジタル写真プロジェクトなどの活動を各地で行っております。また、環境問題などグローバルな課題にも独自の取り組みを行うなどソニーの社会貢献活動は大きな広がりを見せて、今日の50周年に至っております。
【URL】http://www.sony.co.jp/csr/
<報道関係のお問合せ先>
(財) ソニー教育財団 東京都品川区北品川4-2-1
TEL:03-3442-1005 FAX:03-3442-1035 (担当 宮原・坂口)






