住吉幼稚園 実践発表会 速報!
「見て、 触って、 やってみて、 不思議を体験 」
〜 子どものつぶやきから科学の芽を探る 〜
青さ透き通る秋晴れの11月2日(木)、2005年度の優秀プロジェクト園である刈谷市立住吉幼稚園(愛知県刈谷市)で実践発表会が開催されました。
公開保育
午前中の公開保育では、前半は子どもたちがそれぞれ思い思いに自分から遊びを楽しむ姿が見られました。3歳児は落ち葉のプールやごっこ遊び、木の葉や実を集めたり、木の実を転がすなど、感覚を楽しみながら、自分の楽しい遊びの世界に入っていました。4歳児は本物の野菜を切る感覚を十分に楽しみながら、それぞれ装飾もこだわってご馳走を作る姿もありました。また、体を思い切り動かして、スリル感も味わいながら友だちとドッジボールを楽しむ5歳児の姿も印象的でした。
前半の自由遊びの片付けを済ませた後、室内遊びに移りました。
3歳児いちご組では、大きな木の絵が書いてある台紙に本物の木の葉を貼って、葉の感触を味わいながら、イメージを膨らませてリスの家を作りました。ばなな組ではプリンや豆腐の空容器、缶など様々な入れ物に木の実を入れた楽器を一人ひとり作り、「オモチャのチャチャチャ」「さんぽ」などリズムにあわせて、楽器を鳴らして歌いながら歩き、全身で楽しむ姿も見られました。
4歳児のさくら組では、じゃんけんゲームや手遊びをする中で、友だちと自然に触れ合って一緒に遊ぶ楽しさを味わっていました。すみれ組では木の実や、葉、枝、種などたくさんの種類の自然物が用意され、それを切ったり、立てて立体的に貼ったり、重ねてみたり自由に使って思い思いに自分で考えたお話の世界をつくり出していました。
5歳児は厚紙とストローを使っての紙コプター作り。羽根に好きな色をぬったり、形を変えたり、二枚羽根にしたりとさまざまな工夫がありました。順番に踏み台の上から紙コプターを飛ばしては作り直すなどどうやったらよく飛ぶのか楽しく取り組んでいました。
研究発表
午後は、隣接する小学校の体育館へ移動し、研究発表と全体会がありました。具体的な事例を通して3、4、5歳の実態、それぞれの時期に大切にしたい「科学する心の育ち」とそこでの教師のかかわりについて各学年の担任の先生から発表がありました。
- 3歳児「みる やってみよう」
- 4歳児「みる やってみよう どうしてかな やったぁ」
- 5歳児「どうしてかな やったぁ もっとやってみよう」
その後は、担任の先生から当日の公開保育のねらいや考察が話され、その後、会場からは感想や質問がいくつも出されました。
記念講演:「幼児期にこそ育みたい『科学する心』
−脳科学からの視点―」
脳科学がご専門の小泉英明氏(日立基礎研究所 役員待遇フェロー)より脳科学で現在、明らかになっている事実に基づいて、幼児期にこそ「科学する心」を育むことが大切であるというお話がありました。参加者は、熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
詳細レポートは1月頃掲載予定です。お楽しみに!

