ソニーものづくり教室(年間コース)その2


ライントレーサー
- 指導:日野学園 技術科主任 臼田先生
ソニーエンジニアリング(株)の皆さん
- 受講者:品川区立小中一貫校日野学園
選択技術科(9年生)の皆さん - 製作物:軌跡追尾型ロボット『ライントレーサー』
年間コースについて
ソニーエンジニアリング(株)と品川区立小中一貫校日野学園とは協同で、同校の9年生(中学校3年生)の選択技術科の生徒21名を対象に、軌跡追尾型ロボット(ライントレーサー)を教材とした一年間の教育課程による「ものづくり」の指導を行いました。(詳細はこちら)
2月26日(木)には、1年間の学習の総決算として、21名の生徒がそれぞれ工夫して改造したマシンで、タイムレースを行いました。
【1】 レース直前の様子
最後の調整を行う生徒もいました。


【2】 いよいよレース開始:力強い走り

- 満を持して、タイムレースが始まりました。
ソニーエンジニアリングの技術者がいつもより多い上にソニー教育財団からの見学もあり、生徒たちはやや緊張していました。 
- デザインと同様、軽快な動きを見せて完走したモデル。
生徒たちのデザインの発想は大人と違い、奇想天外なところが素晴らしいです。 
- 車体を長く伸ばす設計変更を行い、安定した走行状態で完走したモデル。
車体(ホイールベース)の変更についてはあまり関心が無く、ボディーのデザインにこだわりを持つ生徒が多かったようです。 
- 見事、ゴール。
【3】 リタイア相次ぐ

- しかし、センサーがコースを読み取れず、コースアウトするマシンが相次ぎました。

- 「昨日までは、動いていたのに・・・」
「さっきまでは、動いていた・・・・」
などという呟きが、あちこちで聞こえて来ました。事前の調整時には上手く動き、グランプリに期待をしていた生徒も、グランプリ当日なって調子が悪くなってしまい、機械の難しさを身にしみて感じていました。
調整のし過ぎ(ソフトのいじり過ぎ?)や部品の消耗など、理由は様々。
でも、これこそ「ものづくり」に付き物の挫折なので、ぜひこれを乗り越えてほしいと思いました。 
- 緊急でピットインしてマシンの調整を行う生徒たち。
【4】 レースを終えて・・・
◆臼田先生(日野学園):
- 1年間に亘り、電気・メカ・ソフトの3段階でものづくりを体験してきた。「ものづくり」は、簡単に出来ないことを、実感できたのではないか
- この前までよく動いていたのに、今日は動かなかった、という体験をした人が何人もいたが、実際のものづくりではよくあることである。
- ソニーエンジニアリングの皆さんのご協力で、技術者の方々のご指導で貴重な体験が出来たことにお礼を言いたい。
- これからも、機会があれば、「ものづくり」を楽しんでいただきたい。
◆藤谷部長(ソニーエンジニアリング):
- 皆さん、ライントレーサーで「ものづくり」を楽しんでいただけましたか?それは良かった。
- 実際の「ものづくり」とはどんなものか、少しは体験できたのではないかと思います。
- これから皆さんが進路を考える時、このような仕事もあることを覚えていてください。

