第16回 ソニーものづくり教室
ペットボトル・ソーラーカー
- 開催日:2008年3月20日(木・祝日)
- 会場:ソニーセミコンダクタ九州(株)鹿児島テクノロジーセンター
- 参加者:霧島市立向花(むけ)小学校、富隈小学校の子どもたち(32名)
- 特別講師:森岡春美様(エフブレイン(株)取締役 第2開発技術部長)
- インストラクター:鹿児島TECの技術者の皆さん(7名)
- 当日のプログラム:
- 10:00〜10:10挨拶、オリエンテーション
- 10:10〜10:30太陽電池の技術解説
- 10:30〜12:30ものづくり/テストレース
- 12:30〜13:10昼食
- 13:10〜13:50工場見学
- 13:50〜14:00まとめ


自作のソーラーカーを手に、記念写真 /多様なアイデアから驚くべきデザインが誕生
ソニーセミコンダクタ九州(株)鹿児島テクノロジーセンターでは、参加した子どもたちににエネルギー問題や環境問題などにも関心をもってもらうことも視野に入れ、太陽電池を動力として走る「ペットボトル・ソーラーカー」を製作する「ソニーものづくり教室」を開催しました。
まず、特別講師の森岡さんに太陽電池の特長と、開発された目的についてお話していただき、それに続いて、ペットボトル・ソーラーカーの製作に入りました。
最初はそれぞれが家に持ち帰るソーラーカーを製作してから、4〜5人でチームを組んで、レース用のソーラーカーを製作しました。どのような構造にすれば速く走ることができるか、インストラクターの助けも借りながら、いろいろなアイデアを出し合いました。
当日は雨も上がって快晴。屋外でのチーム対抗レースが行われました。基本となる部品は同じなのに、何でこんなに違うのだろう、と思えるほど多様なデザインのソーラーカーがタイムを競いました。子どもたちは、実際のレースでは直進性や安定性など、無事ゴールインするために必要な「ものづくり」の要素が、スピード以外にもたくさんあることを体験しました。普段は見ることのできない半導体の工場も見学でき、自作のソーラーカーを家に持ち帰って楽しい1日が終わりました。
(1) 開会式/特別講義:太陽電池とは何か


開会式では、ソニーや鹿児島TECの簡単な説明とインストラクターの紹介などの後で、特別講師の森岡さんから太陽電池の特長と弱点、エネルギー/環境問題から今後ますます重要になることなどの説明をいただき、LEDを使った実験で動作原理が示されました。
(2) ソーラーカーの製作
最初に、それぞれのソーラーカーを製作します。セルと駆動部(モーターと車台、車軸など)を車体(ペットボトル)に取り付け、接続します。
(3) 本当に動くのか?
できた・・・・次に動作チェック。スポットライトに当ててみます。
(4) いよいよチームでレース用のソーラーカーを製作
チーム全員でアイデアを出し合って、どうすれば速く走るソーラーカーになるか、工夫します。セルを2枚載せたり、車体を改造したり、「4駆」も登場(モーター2台)、アルミフォイルで光を集めるなど、実に多様な「設計構想」が涌き上がりました。
(5) いざ、第1レース!
まずはコースを試走してみます。コースは会議用テーブルを貼り合わせた、長さ約8m、幅約1.5mの直線コースですが、途中に坂道を作るなど、鹿児島テクノロジーセンターの皆さんの苦心の作品です。幅約1.5mというのも曲者、車の直進性が試されました。
スタート前に、各チームはどのような点を工夫したかを発表します。6チームでタイムレースを行いました。
(6) 決戦、第2レース!
第1レースの結果を基に作戦会議。わずか10分ですが、車の性能アップに努めます。
補強工作をして、もう一度試走。
第2レースがスタート。途中で太陽が雲に隠れ、レースが中断する場面もあり、子どもたちも、太陽電池の特性を、身を持って実感しました。

優勝チームに、取材中の南日本放送の記者がインタビュー

