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井深 大(いぶか まさる)

ソニー創業者。1908年、栃木県生まれ。早くから幼児教育の大切さを訴え、1969年に幼児開発協会(EDA)を設立。'92年に文化勲章を受章。著書に『幼稚園では遅すぎる』『0歳児の驚異』『井深 大の心の教育』『0歳』『胎児から』など多数。

1997年12月19日逝去、亨年89歳でした。


どんな子にでもお母さんしだい 井深 大 
人はどのように育つのか、どのように育てられたら良いのか、つまり“人づくり”とは何か、ということを真剣に考えてまいりました。そして私が注目したのは、人の性格やものの考え方、能力といった広い意味での資質は、子どもが胎内にいるときからすでに成長が始まっており、その母子をとりまく環境に大きく影響されているということです。

母親の役目は何にもまさる貴重なものです。母親こそ子どもをどんな人間にでも育てることができるのです。言葉をかえれば母親は偉大な芸術家であり、医者であり、牧師でもあります。そして何よりもすぐれた教育者であってほしいものです。

母親は子どもを授かった瞬間からその子の人間形成にしっかりした目的意識を持ち、できるだけの環境を整えて子育てを実行することが大切なことと言えましょう。

次の世代を担って立つ子どもたちがすぐれた人材に育つよう、世の中の母親一人ひとりに胎児から始まっている幼児教育の重要性をよく知ってほしいと思います。




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