| ●安心の抱っこは“自立”へのプロセス

形にとらわれず、成長の時期に合った"抱っこ"を!
子どもはいずれ自立し、親の腕の中から完全に離れていきますが、子どもの成長に合わせた抱っこ、スキンシップは自立するのに大切なプロセスです。
母と子が一心同体から徐々に離れていくプロセスの中で、子どもの成長にそって、親子がそれぞれの時期に合った関わりを経なければ、本当には自立することはできないでしょう。お母さんの豊かな愛情が子どもの心に安心感を与え、子どもの心が満たされて、はじめて自立することができます。
抱っこは、お母さんと子どもの間にかけがえのない絆を結びます。1人の人間の成長の過程に、抱っこ、スキンシップは、まさになくてはならないものです。抱っこの形にこだわることはなく、お母さん、お父さんの"笑顔"を通して"あたたかい心"を伝えることが大切と言えます。
2歳児までは、自立の基礎作りの時期です。本当の自立は、これから始まります。じっくり、しっかり抱っこして、たくさん愛情、安心感を伝えてあげることが、子どもの自立の何よりのエネルギーとなるのです。
これからの長い子育ての中で悩んだ時に、2歳までの抱っこ、スキンシップのプロセスを思い出し、子どもとの関わりの基本に戻ってみることも良いでしょう。
"抱っこ"のあたたかい思い出は、次世代の子育てへ受け継がれていく
抱っこは、赤ちゃんのためだけのものではありません。お母さん、お父さんは子どもに触れると、自然に子どもの気持ちがわかるようになります。また、赤ちゃんを抱っこすることによって得られる、肌触りの気持ち良さや心の安定は、何にも代え難いものでしょう。そして子どもが自分を必要としていることを実感し、我が子がかわいい、ちゃんと育てていこうと思えるようになるのです。
抱っこというのは、あくまでも心と一対になっていますので、「抱っこしなくては……」と思った途端、抱っこの"魔法の力"は消えてしまいます。お母さんは自分の体調に合わせて、また子どもの様子を見て気持ちを考えながら、その親子なりの触れ合い方をすれば、心身ともに素晴らしい"ふれあい"が生まれることでしょう。そして子どもの頃に、無意識のうちに刷り込まれた抱っこのあたたかい思い出は、次の世代の子育てへ、脈々と受け継がれていくに違いありません。
難しい理屈や方法は何もいりません。お母さん、お父さんも子どもも、お互いが気持ち良くなる抱っこ、スキンシップで、子育てのかけがえのないひと時を過ごしましょう。E |