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home > 子育て広場>親子の絆を育むために大切なこと
−見守る


● 豊かに"感じる"心を育てる:「心育て」のめざすもの
 ◆ 季節、素材など、さまざまな違いを感じる

毎日の食卓で育まれる感性

 1歳を過ぎると、家族と一緒の食卓について食事をすることも多くなります。子どもたちも、食事の時間には四季折々の食の恵みを味わいながら、季節の変化、素材の味の違いなどを感じていくことでしょう。子どもの頃に覚えた味や、食卓の風景は、身体的な栄養面だけでなく、心の栄養にもなります。特別なことをしなくても、毎日の食事を家族で楽しく味わうことで、子どもの感覚の発達を促し、情緒を育みます。さらに、食卓のコーディネートや盛り付けなどのちょっとした工夫は、創造力や美意識などを子どもたちに伝えることができる場でもあります。
 また、季節によって頬をなでる風の感触の違いや、匂いや味の微妙な違いを味わったりできることは、人生の大きな喜びです。生活に彩りのある豊かな人生を送るために、新しいもの、未知のものを"感じる"体験を大切にしてあげましょう。匂いや音などによって醸し出される情緒は、周囲を含めた環境によって、豊かになっていくものです。お母さんが四季の変化を伝える匂いや味、感触を大切にして毎日を過ごすことは、子どもの感性を豊かにする最高のプレゼントとなるでしょう。


★花の香りを楽しんで  (1歳8カ月)

 家の門のところにある沈丁花の花に顔をつけて、「いい香りよ!」と一度教えてからは、門を通るたびにそこに顔を持っていき、鼻をヒクヒクしている。その花がいい香りであることが分かっている様子だ。


★子どもたちの笑顔がある家族  (1歳9カ月)

 我が家のパパは、平日の夕食時にも努めて家に戻り、家族みんなで楽しいひと時を共にします。その後、仕事に再び戻ります。パパは限られた時間しか子どもと接することができませんが、夕食はとても大切な時間になっています。食事をしながら、子どもの表情や歓声に夢中になっています。子どもたちの笑顔がある家族、それが一番貴重なことだと思います。


★食事の邪魔にならないおやつを考えて  (1歳10カ月)

 食事の邪魔にならない、いいおやつがないかなと考えていました。今、実践しているのは果物、干しいも、焼きいも、クッキーなどをおやつにして、チョコレート、ケーキ、ガム、キャンディはあげていません。また夕食の前、4時半頃におなかがすいてしまったら、プチトマトやブロッコリーの塩ゆでなどを食べさせています。なかなか食べてくれない魚や野菜は、親が食べているのを見ているうちに、食べてくれるようになりました。


本物に触れる

 子どもたちの感性を豊かに育んでいくために、本物に触れる体験をたくさんさせてあげましょう。本物といっても、決して特別なものを与えるということではなく、日常生活の中で「実体験」をさせてあげるということです。たとえば、自然から教えられることは数限りなくあります。子どもと一緒に自然の中を歩いたり、遊んだりしてみましょう。花の香りや木々の様子、鳥や虫の声、土の感触など、自然にたくさん触れることで、その時々に、季節を感じることができます。乳幼児期から本物に触れることで、自然によいものを感じとる力が身につきます。もちろん、何が本物であるかは、簡単に決めることはできませんが、たとえば長い年月、多くの人から美しい音楽、素晴らしい絵だと言われてきたものは、本物と言えるしょう。しかし、「いい音楽、いい絵だと言われているから……」と、親自身が興味のないものを見せたり、聞かせたりしても、そのよさが子どもの心に届くことは難しいかもしれません。まず、お父さん、お母さんが心からいいと思うものを伝えることが、何よりも大切です。


★生き物を見ると喜びます   (1歳0カ月)

 風が心地よく吹いてくると、気持ちよさそうにしている。また、生き物を見た時、ニッと笑い喜ぶ。動物、植物を見た時と、道具などを見た時の反応の仕方が違ってきた。


★「もっと見せて」のサインにびっくり     (1歳3カ月)

 美術館にゴッホ展を見に行った時のこと。1枚1枚「この絵はね、○○しているところよ」と抱っこしながら説明すると、飽きずにじーっと見ている。特に自分の知っている牛などの絵が出てくると、「アーアー」と言いながら指差していた。また、抱っこせずに手をつないで歩かせていると、つまらないのか「抱っこしてよー」とせがみ、また絵を見せるとおとなしくなる……の繰り返し。こんなに小さくても、しっかり鑑賞していることに驚いた。さらに「もっと見たいよ」と言わんばかりのサインを送ってくるのには、もっとびっくりした。

★親子でお花のお手入れ  (1歳8カ月)

 親子3人でパンジーやガーべラなどのお花を買ってきて、ベランダでプランターに植えることにした。娘は、はじめからとてもはしゃいでいた。黄色と紫のパンジーがとても気に入ったようで、「かわい、かわい」と連発して、触ったら、紫の花が落ちてしまった。「早く新しい花が咲くといいね」と話していたら、本当に2日後にまたきれいな花が咲いた。


★お母さんのつくる環境が子どもに伝わって  (1歳11カ月)

 娘のお誕生会で、同じくらいの年の子どもたち4人が集まって一緒に遊んだ。みんな個性が様々だ。本が好きな子、乗り物が好きな子、常に動き回っている子などなど。お母さん同士でおしゃべりしていると、やはりお母さんの興味のあること、つくる環境がそのまま子どもに伝わって、その子の行動になっているということがよくわかった。


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   マタニティー:まずはお母さん自身が“感じる” 
   0歳児: たくさんのはじめてを“感じる”

   2歳児:人との関わりの中で心を“感じる”

EDA からのメッセージ:「心育て」は豊かな「感性」の育みから















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